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【MLB2021】6月7日~10日(レギュラーシーズン)

今回は、6月7日~10日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

MIA 3, BOS 5 (JUN.7 @BOS)

BOSレッドソックスの澤村拓一が2勝目を挙げました。5対2と3点リードの6回表、ヘルナンデスがヒットと死球で2アウト1,2塁としたところで、澤村が登板します。澤村はマルテに四球を与え、満塁として強打者のアギラルを迎えます。この2アウト満塁の場面で、アギラルから三振を奪い無失点に抑えました。この時は、雄叫びを上げ、自身の胸をたたいて、感情を表に出していました。相当気合が入っていました。

レッドソックスは、この日試合のなかった首位TBレイズに0.5ゲーム差に迫りました。レッドソックスは6月にTBレイズ、NYヤンキース、TORブルージェイズと同地区との対戦が組まれています。西地区2位の強豪アストロズとの対戦もあり、6月の成績はレッドソックスにとって、シーズンの行方を大きく左右することになるでしょう。 

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KC 1, LAA 8 (JUN.8 @LAA)

LAエンゼルスが5本のホームランで、KCロイヤルズに大勝です。

大谷が初回に470ft(143m)の特大ホームランで2点を先制。

3回裏には、大谷が二塁打で出塁すると、4番のスタッシが2試合連続のホームランを打ち、4対0とリードしました。スタッシは、6月1日に故障者リストから復帰すると、打ちまくっています。

その後も、イグレシアス、アップトン、ウォードにホームランがでて大勝しました。

KCロイヤルズは、センターのテイラーのダイビングキャッチが見事でした。

エンゼルスにとって、スタッシの復帰は相当な戦力アップになりました。トラウトが復帰すれば、エンゼルスはさらに打ち勝つ試合が増えていくでしょう。 

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WAS 1, TB 3 (JUN.8 @TB)

TBレイズとWASナショナルズのインターリーグです。

レイズ先発のグラスノーが、この日も奪三振ショーを見せます。7回を投げて11奪三振、1失点に抑えました。奪三振数はビーバーに次ぐ、ア・リーグ2位です。

7回表に、グラスノーがベルに二塁打を打たれ、ノーアウト2塁のピンチを招きます。ハリソンのレフト前ヒットで、二塁からベルがホームを狙いますが、レフトのアロサレーナが、ホームへダイレクトに送球し、ベルがタッチアウト。レイズはピンチを脱し、グラスノーはこの回で降板しました。

8回にレイズは、ファイアライゼンをマウンドに送ります。しかし3つの四球で1アウト満塁とし、投手がトンプソンに交代します。トンプソンが、ジマーマン、ベルとナショナルズの中軸打者を連続三振に打ち取り、ピンチを切り抜けます。

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9回は、クローザーのカスティーヨが無失点に抑えて10セーブ目を上げました。
レイズの先発投手で固定されているのは、グラスノーとヒルの2人だけで、他の投手はオープナーと中継ぎの両方を担ったり、クローザーもカスティーヨだけでなく、他の投手もセーブを挙げるなど、監督が上手くやり繰りしているのがよくわかります。そうした結果、チーム防御率、チームWHIPがリーグ2位と投手陣は好成績です。今季20イニング以上投げた投手のほとんどが、WHIP1.00前後と、個々の投手の能力も高いです。監督の見事なやり繰りで、各投手が良い成績を残せているのかもしれません。とにかく今年のレイズも盤石の強さを感じます。

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SEA 9, DET 6 (JUN.9 @DET)

この試合は、外野手が二塁打・本塁打となる当たりをスーパーキャッチするシーンを3回も見ることができた試合でした。

まずは、初回にDETタイガースのヒルが、壁に体当たりしながらもナイスキャッチ。

2回にSEAマリナーズのトーマスが、外野フェンス間近でジャップ一番、スーパーキャッチ。2アウト3塁のピンチでしたので、失点を防ぐ大きなプレーでした。

3対3と同点の9回裏、1アウト、ランナー一塁の場面で、タイガースのパレデスが、レフトへ大きなの当たりを打ち、サヨナラホームランかと思われたところ、マリナーズのフレイリーが、ジャンプ一して、フェンスの上を超える当たりをスーパーキャッチ。さらに一塁へ送球し、ランナーをアウトにし、ダブルプレーで延長戦に入りました。実況のアナウンサーも、声が裏返ってしまうほど大興奮していました。

その後、11回にマリナーズが5点を取り、9対6で勝利しました。

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ATL 1, PHI 2 (JUN.9 @PHI)

0対1とPHIフィリーズが1点ビハインドの9回裏に、2アウト1塁の場面で、ルーク・ウィリアムズがサヨナラ2ランホームラン。 「それ、誰?」っと思ってしまいましたが、無理もありません。この日はMLBデビューからまだ2試合目。このホームランが、MLB初ホームランで、初打点です。印象的なMLBデビューです。

チームメートの祝福は、結構手荒いものでした。

NYY 5, MIN 7 (JUN.10 @LAA)

MINツインズが9回裏に4点を挙げ、逆転サヨナラ勝ちしたゲームです。NYヤンキースが5対3と2点リードで、9回裏にチャップマンがマウンドに上がります。ヤンキースファンは勝利を確信し、ツインズファンは敗戦を覚悟したことでしょう。ところが、そのチャップマンがこの日は、1アウトもとれず、ドナルドソンの2ランホームランと、クルーズのサヨナラ2ランホームランで、ツインズが大逆転しました。

 9回裏の攻撃だけでも、見る価値のある凄いゲームでした。百聞は一見に如かず。下のYou Tube動画をご覧ください。

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順位(6月10日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズと、BOSレッドソックスの1,2位グループが、TORブルージェイズとNYヤンキースの3,4位グループ、最下位BALオリオールズと、3グループにくっきりと分かれました。

②中地区:2位CLEインディアンスが、CHIホワイトソックスに4.5ゲーム差と、ゲーム差はありますが、何とか引き離されないようについていっています。

③西地区:LAエンゼルスがKCロイヤルズに3連勝して、3位のSEAマリナーズにゲーム差なしまで追いついてきました。

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ア・リーグ順位表 6/10時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:2位以下が勝ったり負けたりを繰り返しているので、NYメッツは、東地区唯一の勝ち越しチームで1位を堅持。

②中地区:好調MILブルワーズとCHIカブスが首位に並び、STLカージナルスとの差を広げています。

③西地区:西地区3強のハイレベルな首位争いは目が離せません。3位のSDパドレスが、東地区、中地区の首位よりも勝率が上回っているほど、この地区はレベルが高いです。

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ナ・リーグ順位表 6/10時点(MLB公式サイトより)

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