今回は、6月28日~7月1日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。
目次
注目の試合
KC 5, BOS 6 (JUN.28 @BOS)
BOSレッドソックスの澤村が4勝目を挙げたゲームです。
1回表、2回表の2イニングで、KCロイヤルズは3本のホームランで5点を挙げました。
対するBOSレッドソックスも、1回裏、2回裏の2イニングに、2本のソロホームランで、2点を挙げ、5対2と、ロイヤルズが3点リードします。
4回裏、レンフローの2ランホームランで、5対4と1点差に詰め寄ります。
439 feet.
— Red Sox (@RedSox) 2021年6月29日
Dead center.
No doubt. pic.twitter.com/pzoWDDLnKg
同じく4回裏に、チェイビスのタイムリーヒットも出て、5対5の同点に追いつきます。
そして、6回裏、レンフローがこの日2本目のホームランで、6対5とレッドソックスが勝ち越します。
Go-ahead, Hunter! 💣 pic.twitter.com/0UKHb1jJMX
— Red Sox (@RedSox) 2021年6月29日
9回は、バーンズが抑えて、17セーブ目。同点の6回表から7回表にかけて登板し、無失点に抑えた澤村拓一が勝利投手となり、4勝目を挙げました。強力レッドソックス打線‼
LAA 5, NYY 3 (JUN.28 @NYY)
大谷翔平がホームランダービートップに並ぶ26本目を打ちました。日本人初のホームラン王に期待が高まります。
An entertaining off-Broadway Sho 🎭 pic.twitter.com/GyVZoYzfr7
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年6月28日
その他、この日のエンゼルスは、2人のイグレシアスが活躍しました。
ショートのイグレシアスが、ファインプレー。
HAVANA. MAGIC. 🪄#WeBelieve I @Angels pic.twitter.com/ZejUCXOcE1
— Bally Sports West (@BallySportWest) 2021年6月29日
イグレシアスは打撃面でも活躍し、8回表に、ダメ押しの二塁打を打ち、5対3とリードを広げます。
9回裏は、クローザーのイグレシアスが、スタントン、ボイト、トーレスといったヤンキースの長距離打者を3三振に抑え、ゲームセット。
エンゼルス戦は、大谷が毎試合のように活躍するので、見ていて楽しいです。ポストシーズン進出して欲しいです。投手陣次第ですが。。。
SF 1, LAD 3 (JUN.29 @LAD)
ナ・リーグ西地区の首位攻防2連戦。
LAドジャースは、先発のビューラーが好投し、引き締まったゲームになりました。1回裏LAドジャースが、テイラーの2塁打で、2点を先制します。
The right feed.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年6月30日
The right man for the job.
Send Chris Taylor to the @AllStarGame.
🗳: https://t.co/BXKr9ILkke pic.twitter.com/BGWnyoNSZu
2回裏、投手ビューラーがライトの頭上を越える大きな打球を放ちましたが、SFジャイアンツのトークマンがナイスキャッチ。先日、プホルスの大飛球をフェンス際で好捕したトークマンですが、この日も、守備で魅せました。
3回裏には、マンシーのソロホームランで追加点を挙げ、3対0とリードしました。
Homering on your bobblehead night? Giant flex. pic.twitter.com/csbWORLlCW
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年6月30日
ドジャースは、ビューラーが1点を失うものの、ケリー、ジャンセンと繋いで、ジャイアンツに2連勝し、ゲーム差1.5まで詰め寄りました。ドジャースは5連勝と勢いがあります。
JUN.29 大活躍の選手
大谷翔平 LAA
エンゼルスは試合に敗れましたが、大谷翔平はヤンキーススタジアムで2ホームラン。これで今季通算28号で、ア・リーグのホームランダービー単独トップに立ちました。日本人初のMLB本塁打王への期待が益々高まります。
シュワーバー WAS
6月の直近の活躍だけを見ると、大谷翔平よりもホームランを打っているのが、WASナショナルズのシュワーバーです。4~5月の2か月間で、9本塁打でしたが、6月に16本塁打と大当たり。1番打者として出場するようになってから、本塁打を量産しています。わずか75打席で16本塁打というのは、MLB記録だそうです。チームもシュワーバーの活躍で、ナ・リーグ東地区最下位から2位に浮上しました。
Kyle Schwarber is literally the hottest HR hitter in @MLB history.@kschwarb12 // #NATITUDE pic.twitter.com/Sf7dMmbejk
— Washington Nationals (@Nationals) 2021年6月30日
マルケス COL
COLロッキーズのマルケスが、あわやノーヒットノーランの好投。9回先頭打者にヒットを打たれノーヒットノーランを逃しましたが、完封勝利で7勝目。わずか92球で完封と、効率の良い投球でした。
Only the second shutout on fewer than 100 pitches in Coors Field history.
— MLB (@MLB) 2021年6月30日
Have a day, @germanmarquez5. 👏 pic.twitter.com/QtOoJhT5iG
ショートのストーリーの好守備にも助けられました。
TREVOR. That's it. That's the tweet.@Tstory2 pic.twitter.com/TfsXhPIIWM
— Colorado Rockies (@Rockies) 2021年6月30日
LAA 11, NYY 8 (JUN.30 @NYY)
大谷翔平が先発登板した試合でしたが、2安打と4四球をゆるし、1イニング持たずに自責点7という結果でした。1回を終えて、2対7とNYヤンキースに5点リードされました。
しかし、この日のLAエンゼルスは、投壊で負けてしまうような、いつものエンゼルスではありませんでした。2回表にラガーレスの二塁打で1点を返し、5回表にウォルシュのホームランで4対7と3点差に迫ります。
Does the Rally Rock enjoy rain? pic.twitter.com/3HgTkNxuEI
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年7月1日
8回裏ヤンキースは、ガードナーのホームランで4対8と4点リードして、9回裏はクローザーのチャップマンが登板しました。 チャップマンが3つの四球を与え、1アウト満塁とします。そこで、ウォルシュがこの日2本目のホームランを打ち、4点を挙げ8対8の同点に追いつきました。
Concrete jungle where dreams are made of
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年7月1日
There's nothing Jared Walsh can't do pic.twitter.com/h8oM51T1rt
ヤンキースは、投手をリットキーに交代しますが、もはやエンゼルスの勢いを止められず、レンヒフォにタイムリーヒット、ウォードに二塁打を打たれ、11対8と勝ち越されます。9回裏は、エンゼルスのクローザー、イグレシアスが無失点に抑えて勝利しました。初回に7点を失いましたが、9回に7点を取って勝利という大逆転劇でした。
JUN.30 大活躍の選手
ターナー WAS
WASナショナルズのトレイ・ターナーが、サイクルヒットを達成しました。ナショナルズは、TBレイズに勝利し4連勝。首位のNYメッツに2ゲーム差まで迫ってきました。
SEA 2, TOR 2 (JUL.1 @TOR)
SEAマリナーズの菊池雄星が先発登板した試合で、6勝目をあげました。
1回表にマリナーズが2点先制し、菊池を援護します。菊池はTORブルージェイズの1番セミエンに先頭打者ホームランを打たれ、すぐに2対1とされますが、2回表フレイリーのホームランで、1点を追加し、3対1に。
J̴a̴k̴e̴ Rake Fraley pic.twitter.com/Ge5FnmahzC
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年7月1日
その後も3回表にロングのホームランで追加点を挙げます。ブルージェイズの先発リュウは、4回で降板することになりました。ブルージェイズのエースで、左腕のリュウから、左打者の2人がホームランを打つなど、貧打のマリナーズ打線ですが、この日は、しっかりと菊池を援護しました。
.@SLONG895 doing some yard work. pic.twitter.com/a4uIP8zhy1
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年7月1日
菊池は7回を投げて、6奪三振1失点とクオリティスタート。15試合登板してクオリティスタートが11回と、今年の菊池は安定した投球をしています。
Another dominant performance from Yusei 😤 #SeaUsRise pic.twitter.com/aAeedicxvr
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年7月1日
この試合を終えて、マリナーズは首位に6ゲーム差とじわじわと追い上げていて、ワイルドカード争いをできる位置につけています。
NYM 3, ATL 4 (JUN.30 @NYY)
NYメッツはデグロムが先発の試合です。デグロムが投げると注目してしまうので、どうしても、デグロムと大谷選手の試合を取り上げる機会が多くなります。オールスターゲームでは、投手・デグロム vs 打者・大谷という対決が見てみたいです。
さて、そのデグロムですが、初回に珍しくATLブレーブス打線につかまり、アルビーズのタイムリーヒットとライリーの2ランホームランで、3点を失いました。それでも防御率0.95です。
This 1st inning souvenir comes to you courtesy of @austinriley1308!#ForTheA pic.twitter.com/zA63Ndv0DN
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年7月1日
デグロムは、その後立ち直り、7回を14奪三振。4回から6回にかけては8打者連続三振に打ち取り、異次元の投球ぶりです。粘着物質問題など、彼には関係ありません。
Another 14 K night for the best pitcher in baseball. pic.twitter.com/fJBUTPaVXl
— New York Mets (@Mets) 2021年7月2日
メッツ打線も、彼の好投に応えて、スミスが7回表と9回表に2本のソロホームランを打ち、土壇場の9回に3対3の同点に追いつきます。
DOMinated at the plate. 🔥@TheRealSmith2_ | #LGM pic.twitter.com/MOiz2PLcHI
— New York Mets (@Mets) 2021年7月2日
9回裏、ブレーブスが反撃に出ます。ヘレディアの内野安打をきっかけに、2アウトとされるものの、2つの四球で満塁とします。そこで、フリーマンが、ピッチャー強襲の内野安打でサヨナラ勝ち。
Bottom of the 9th, two outs, tie ballgame..
— Atlanta Braves (@Braves) 2021年7月2日
Take it away, @FreddieFreeman5!#ForTheA pic.twitter.com/THoG0HLgmT
ブレーブスは、勝率の高くないナ・リーグ東地区にいますので、負け越していますが、十分に地区優勝を狙える位置をキープしています。
順位(7月1日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:BOSレッドソックスがNYヤンキース・KCロイヤルズに7連勝し、頭一つ抜け出しています。
②中地区:首位CHIホワイトソックスがMINツインズ戦に3連勝し、2位のCLEインディアンスが3連敗したため、ゲーム差は5に開きました。9連敗のKCロイヤルズが心配です。
③西地区:3位マリナーズの調子がよく、首位のHOUアストロズに、ようやく6ゲーム差まで追い上げてきました。
ナショナルリーグ:
①東地区:NYメッツが東地区で唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。この地区は最後まで優勝争いが混戦になりそうです。
②中地区:首位MILブルワーズの勢いがとまらず、9連勝で2位CHIカブスに6.5ゲーム差もつけました。
③西地区:SFジャイアンツが4連敗、LAドジャースが6連勝で、ゲーム差が0.5に。3位のSDパドレスは、首位に2.5ゲーム差と離されておらず、3チームのハイレベルな争いが、非常に面白い地区です。
↓応援お願いします↓
こちらのランキングにも参加してます。ぽちっとクリックお願いします。
↓↓↓↓↓↓↓↓