9月22日~23日の試合を振り返ります。ポストシーズン進出をかけた接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。
目次
注目の試合
BAL 3, PHI 4 (SEP.22 @PHI)
ナ・リーグ東地区優勝をかけて、3ゲーム差で追いかけているPHIフィリーズが接戦を制しました。
6回表、BALオリオールズが1点を先制しますが、6回裏に、フィリーズのマカッチェンが2ランホームランを放ち、2対1と逆転。
Can't spell clutch without Cutch. #RingTheBell pic.twitter.com/5XE5VkHTgv
— Philadelphia Phillies (@Phillies) 2021年9月23日
しかし7回表、フィリーズの中継ぎ投手が、オリオールズ打線につかまり、同点に追いつかれます。7回裏、フィリーズは、セグラの犠牲フライで1点、リアルミュートのタイムリーヒットで1点を上げ、4対2と勝ち越します。
しかし、フィリーズの中継ぎ投手はピリッとせず、8回表、ベドローシアンが、先頭打者に痛烈なライナーを打たれました。それを、ファーストのビアリングがダイビングキャッチでアウトにしました。見事なファインプレイでした。
In case you blinked, here's the Vierling catch again. 🤯 pic.twitter.com/z6LsQkgJk2
— Philadelphia Phillies (@Phillies) 2021年9月23日
その後も、オリオールズ打線はベドローシアンを攻め、四球とセベリーノの二塁打で1点をあげ、4対3と1点差に詰め寄り、尚もランナー2塁。その場面で、オリオールズのバライカがライト前にヒットを放ちます。またもファインプレイが、ベドローシアンを助けます。ライトのハーパーが、ホームへ見事な返球をして、二塁ランナーをホームでタッチアウトに。
Got him. pic.twitter.com/bPFUMjjdoG
— Philadelphia Phillies (@Phillies) 2021年9月23日
4対3とフィリーズが1点リードで迎えた9回表は、ケネディが無失点に抑えて、4対3で勝利。
この日は守備が、ブルペン投手陣を支えましたが、優勝するためにも、ポストシーズンを勝ち抜くためにも、フィリーズは、ブルペン投手陣が課題です。
9月28日から始まる首位ATLブレーブスとの3連戦まで、3ゲーム差以内を保つことが、フィリーズにとって地区優勝への条件になります。
SEP.22 注目の選手
ベイダー STL 犠牲フライで二塁からホームイン
STLカージナルスのベイダーが、センターへの深い犠牲フライで、二塁から一気にホームイン。見事な走塁を披露しました。これで11連勝。
SEA 2, OAK 1 (SEP.23 @MIL)
SEAマリナーズが、アウェイの4連戦をスイープし、ワイルドカード争いに踏みとどまっています。2001年に地区優勝して以来、20年ぶりのポストシーズン進出をかけて戦っています。
マリナーズの先発投手は菊池雄星でしたが、3イニングを投げて3失点で降板してしまいました。
Baseball time. Play ball!
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菊池が3点を失い、0対3とマリナーズが3点ビハインドで迎えた4回表、マリナーズのトロが二塁打で1点をあげ、1対3としました。
Toro brings home Seags, and we're on the board! 🙌 pic.twitter.com/9Khsf3Xc0W
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年9月23日
OAKアスレチックスに1点を追加され、1対4で迎えた5回表、マリナーズの捕手ローリーが2号2ランホームランを放ち、3対4と1点差に迫ります。
Right back in it 👊 pic.twitter.com/cry5gPqnzv
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年9月23日
6回表、今度はハニガーがライトへホームランを放ち、4対4の同点に追いつきました。
Perfect time for an oppo taco 🌮 pic.twitter.com/XbuMR14ZFs
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年9月23日
続いて代打トレンズに2ランホームランが飛び出し、ついに6対4と勝ち越しました。
we're having fun. are you having fun? this is fun. pic.twitter.com/PbFsONnkMC
— Seattle Mariners (@Mariners) 2021年9月23日
9回裏、抑えのシーウォルドがオルソンにホームランを打たれ、6対5と1点差に迫られますが、アスレチックスの反撃はそこまで。連戦の前は、アスレチックスがマリナーズを2ゲームリードしていましたが、マリナーズがアスレチックスに4連勝して、マリナーズと順位が逆転し、マリナーズがアスレチックスに2ゲームリードとなりました。
LAD 7, COL 5 (SEP.23 @COL)
地区優勝を狙うには負けられない試合が続くLAドジャースです。
試合は、先発のシャーザーが珍しく、5イニングを投げて5点も失い降板します。3対5とドジャースが2点ビハインドで迎えた8回表、ポロックの2塁打で4対5と1点差に迫ります。
9回表、COLロッキーズの投手エステベスが2アウトを簡単に奪います。ドジャースは、土壇場の9回2アウトから、1番バッターのベッツ、2番のシーガーが連続ヒットで、1,2塁とし、3番のトレイ・ターナーが三遊間の破るタイムリーヒットを打ち、5対5の同点としました。
TIE GAME. pic.twitter.com/v20ePv31OB
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年9月23日
延長10回表は、ノーアウト2塁から、先頭打者のマンシーがセンターオーバーの2ランホームランを放ち、これが決勝点。
MAX POWER, MAX RESULTS. pic.twitter.com/ogp8yYvAfB
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) 2021年9月23日
7対5で勝利し、この日SFジャイアンツは、SDパドレスに敗れたので、ジャイアンツに1ゲーム差に迫りました。最後まで、地区優勝争いはもつれそうです。
STL 8, MIL 5 (SEP.23 @MIL)
0対5の5点ビハインドから逆転し、8対5で勝利。同地区首位のMILブルワーズに、アウェイで4連勝スイープ。STLカージナルスは、これで12連勝です。
順位(9月23日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:首位TBレイズは、ポストシーズン進出を決めました。地区優勝へはマジック4。
②中地区:9月23日に、ホワイトソックスの地区優勝が決定。
③西地区:首位HOUアストロズは、地区優勝へマジック3。
④ワイルドカード:ワイルドカード争いは激しいです。WC2つの座を、BOS, NYY, TOR, SEA, OAKの東地区3チームと西地区2チームの計5チームが激しく争っています。BOSが7連勝で一歩リード。 NYY, TOR, SEAがワイルドカード2位の座を2.0ゲーム差で争っています。西地区のSEAは大事なところでOAKに4連勝しました。OAKはもう厳しいでしょうか。
ナショナルリーグ:
①東地区:2位のPHIフィリーズは、首位ATLブレーブスに2.0ゲーム差。9月28日~30日の直接対決3連戦が楽しみになってきました。
②中地区:首位MILブルワーズのポストシーズン進出は確定。ただ、2位のSTLカージナルスに4連敗し、地区優勝へのマジックナンバーは3のまま。
③西地区:ポストシーズン進出を決めた、SFジャイアンツとLAドジャースですが、どちらが地区優勝するでしょうか。9月23日現在、SFジャイアンツが1ゲーム差でリード。
④ワイルドカード:STLカージナルスが12連勝で、WC2位を争うライバル球団を4.5ゲーム以上引き離しました。もうカージナルスに決まりでしょう。
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