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【MLB 2021年 レビュー】コロラド・ロッキーズ

今回は、ナ・リーグ西地区4位のコロラド・ロッキーズです。

2021年順位表

今年は、74勝87敗で、ナ・リーグ西地区の4位でした。6月~9月の4か月は、毎月勝率5割をキープしていましたので、スタートの躓きが最後まで響きました。2019年以来、3年連続して4位で、4位が定位置になりつつあります。ロッキーズは、球団創設の1993年以来、5回のポストシーズン進出、1回のワールドシリーズ進出を果たしていますが、一度も地区優勝をしたことがありません。

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野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。今年は、ナ・リーグ15チーム中、得点5位、打率2位、OPS6位と、上位の成績でした。本拠地のクアーズフィールドが高地にあり、打球が飛びやすく打者有利の球場なので、打撃成績は比較的良い結果となります。

COLロッキーズ 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Elias Diaz 30 106 338 52 83 18 44 0 .246 .310 .464 .774
1B C.J. Cron 31 142 470 70 132 28 92 1 .281 .375 .530 .905
2B Brendan Rodgers 24 102 387 49 110 15 51 0 .284 .328 .470 .798
SS Trevor Story 28 142 526 88 132 24 75 20 .251 .329 .471 .801
3B Ryan McMahon* 26 151 528 80 134 23 86 6 .254 .331 .449 .779
LF Raimel Tapia* 27 133 487 69 133 6 50 20 .273 .327 .372 .699
CF Garrett Hampson 26 147 453 69 106 11 33 17 .234 .289 .380 .669
RF Charlie Blackmon* 34 150 514 76 139 13 78 3 .270 .351 .411 .761
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
OF Yonathan Daza 27 107 301 26 85 2 30 2 .282 .332 .355 .688
3B Joshua Fuentes 28 95 271 30 61 7 33 0 .225 .257 .351 .608
C Dom Nunez* 26 81 228 31 43 10 33 0 .189 .293 .399 .692
CF Sam Hilliard* 27 81 214 32 46 14 34 5 .215 .294 .463 .757
LF Connor Joe 28 63 179 23 51 8 35 0 .285 .379 .469 .848
  Team Totals 28.1 161 5374 739 1338 182 709 76 .249 .317 .414 .731
  Rank in 15 NL teams     7 5 4 9   7 2 8 6 6
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Generated 10/27/2021.

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

スプリングトレーニングに招待選手として参加していたC.J.クロンですが、打者有利の球場とはいえ、規定打席に達し、打率.281、OPS.905、28本塁打と、キャリアハイの打率、OPSを記録しました。

C.J.クロン↓↓↓

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新戦力として目立った活躍をしたのは、期待通りにセカンドの定位置を獲得したブレンダン・ロジャースです。5月下旬にMLBに昇格すると、9月までレギュラー選手として活躍し、規定打席不足ながら、打率.284、15本塁打は立派です。まだ25歳で益々成長が期待できます、ぜひヤンキースに移籍したルメイユのような選手に成長して欲しいです。

ブレンダン・ロジャース↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率・自責点・WHIPは、ナ・リーグ15チーム中で下から4番目の12位の成績でした。本拠地のクアーズフィールドが打者有利の球場なので、どうしても投手成績は悪い結果となってしまいます。

COLロッキーズ 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP German Marquez 26 12 11 4.40 32 32 0 180.0 92 88 176 108 3.86 1.272
SP Antonio Senzatela 26 4 10 4.42 28 28 0 156.2 84 77 105 108 3.61 1.340
SP Jon Gray 29 8 12 4.59 29 29 0 149.0 83 76 157 104 4.22 1.329
SP Kyle Freeland* 28 7 8 4.33 23 23 0 120.2 59 58 105 110 4.63 1.417
SP Austin Gomber* 27 9 9 4.53 23 23 0 115.1 64 58 113 105 4.61 1.240
SP Chi Chi Gonzalez 29 3 7 6.46 24 18 0 101.2 74 73 56 74 5.37 1.525
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Daniel Bard 36 7 8 5.21 67 0 20 65.2 41 38 80 92 4.28 1.599
RP Tyler Kinley 30 3 2 4.73 70 0 0 70.1 37 37 68 101 4.65 1.209
RP Carlos Estevez 28 3 5 4.38 64 0 11 61.2 32 30 60 109 4.03 1.492
RP Yency Almonte 27 1 3 7.55 48 0 0 47.2 42 40 47 63 5.73 1.594
RP Robert Stephenson 28 2 1 3.13 49 0 1 46.0 20 16 52 153 3.63 1.304
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Jhoulys Chacin 33 3 2 4.34 46 1 0 64.1 32 31 47 110 4.63 1.259
  Lucas Gilbreath* 25 3 2 3.38 47 1 1 42.2 18 16 44 142 4.32 1.313
  Ben Bowden* 26 3 2 6.56 39 0 0 35.2 30 26 42 73 4.85 1.822
  Mychal Givens 31 3 2 2.73 31 0 0 29.2 11 9 34 176 4.69 1.315
  Jordan Sheffield 26 0 0 3.38 30 0 0 29.1 11 11 20 142 4.23 1.091
  Ashton Goudeau 28 2 1 4.26 11 1 0 25.1 12 12 17 113 4.55 0.947
  Team Totals 28.1 74 87 4.82 161 161 33 1397.0 796 748 1269 99 4.47 1.386
  Rank in 15 NL teams   10 6 12     12 12 11 12 13      
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Generated 10/27/2021.

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

先発投手もブルペン投手も、どちらも防御率は下から4番目の12位で下位の成績でした。

先発ローテーションは、マルケス、センザテラ、グレイ、フリーランド、ゴンバーの5人が中心で、ほぼ全員同じような成績でした。1人くらい防御率3点台、WHIPが1.10以下というような、頭一つ抜け出す選手がいると、チームの勝利が計算できるようになります。この5人の中では、マルケスが唯一、規定投球回数に達しました。

ヘルマン・マルケス↓↓↓

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ブルペン投手では、昨年カムバック賞を受賞したバードがクローザーを担いましたが、防御率5点台、WHIPも1.50超えでは、クローザーとして厳しい成績です。9月には、カルロス・エステベスがクローザーを担うようになりました。エステベスは、2016年からロッキーズでプレイしており、2019年には71試合も登板するなど、ブルペン投手としての実績はあります。頼れるクローザーになるために、来年もう一段の成長を期待したいです。

カルロス・エステベス↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

センターがヒリアードでなく、ハンプソンが定着したこと以外、野手のスタメン、先発ローテーション、クローザーは、ほぼ開幕前の予想通りでした。

まとめ

開幕前は、アレナドが抜けたので、得点能力が相当ダウンすると思っていましたが、意外に得点力はリーグ上位に位置していました。勝つためには、投手力の強化が欠かせません。オフシーズンにどのような補強をするのか注目したいです。

 

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