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【MLB2024】9月20日~9月22日(レギュラーシーズン)

今回は、9月20日~22日(Week 38)の好プレイを振り返ります。

目次

プレイオフの行方

9月22日を終えて、アメリカンリーグのワイルドカード争いが熱くなっています。ワイルドカード1位のボルチモア・オリオールズは、デトロイト・タイガース、カンザスシティ・ロイヤルズに4ゲーム差をつけて頭一つ抜け出しています。ワイルドカード3位を1ゲーム差でミネソタ・ツインズ、2ゲーム差でシアトル・マリナーズが追う展開。残り1週間でどうなるのか楽しみです。

好試合

DET 6, BAL 4 (Sep.21 @BAL)

延長戦にまでもつれた試合。

デトロイト・タイガースは、守備のファインプレイが目立ちました。

1回裏、センターのパーカー・メドウズが長打を防ぐダイビングキャッチ。

4回裏には、レフト前ヒットで二塁から本塁を狙った走者を、レフトのライリー・グリーンが好送球で、ホームタッチアウトに。同点に追いつかれるのを防ぎました。

9回裏、ボルチモア・オリオールズは2点を入れ、なおも1アウト2,3塁と、サヨナラのチャンスを作ります。サンタンデールが、レフト前に落ちそうな打球を打ちますが、これをショートのトレイ・スウィーニーが背走しながらナイスキャッチ。サヨナラ負けを防ぎました。

10回表、タイガースのライリー・グリーンがタイムリーヒットを打ち、5対4と勝ち越しに成功。続く代打のヤンが二塁打を打ち、6対4とリードを広げました。

タイガースは、この日の勝利で、ワイルドカード3位のミネソタ・ツインズに0.5ゲーム差に迫りました。

COL 5, LAD 6 (Sep.22 @LAD)

ロサンゼルス・ドジャースが、4点差を逆点し、サヨナラ勝ちした試合。

1対5と4点を追う7回裏、キケ・ヘルナンデスの2ラン本塁打で、3対5と2点差に追いあげます。

大谷翔平がヒットで出塁すると、すかさずこの日2個目となる盗塁を決めて、今季55個とイチローの記録まであと1つに迫ります。

さらにその後フリーマンのタイムリーヒットで、4対5と1点差に。

4対5のまま9回裏を迎え、まずは大谷翔平の今季53号本塁打で、5対5の同点に。

続くムーキー・ベッツがサヨナラ本塁打。

この日の勝利でドジャースは、地区優勝のマジックナンバーが4となりました。

好守備

Sep.20 LAD: ムーキー・ベッツ 

ムーキー・ベッツが、外野フェンス際でジャンピングキャッチ。

Sep.22 MIL: ジョーイ・オルティス 

ジョーイ・オルティスが、三塁線を抜けそうな当たりをダイビングストップし、一塁へ遠投してアウトに。

好打

Sep.20 BAL: ジェームズ・マッキャン & コルトン・カウザー 1試合2本塁打

ジェームズ・マッキャンとコルトン・カウザーの2人が、デトロイト・タイガース戦で2本塁打を打つ活躍。チームは7対1で勝利。

Sep.20 PHI: アレク・ボーム 4安打・4打点

アレク・ボームが、3ラン本塁打を含む、5打数4安打4打点の活躍。

Sep.21 SF: ラマン・ウエイド Jr. & マット・チャップマン 1試合2本塁打

ラマン・ウエイド Jr. と マット・チャップマンの2人が、カンザスシティ・ロイヤルズ戦で2本塁打を打つ活躍。チームは9対0で勝利。

Sep.21 CIN: エリー・デラクルーズ 3安打・4打点

エリー・デラクルーズが、3ラン本塁打を含む、5打数3安打4打点の活躍。この日の本塁打で、今季の成績が25本塁打・65盗塁となりました。ショートを守る選手で、この成績に達するのは快挙です。

Sep.22 LAA: ザック・ネト 1試合2本塁打

ザック・ネトが、ヒューストン・アストロズ戦で2本塁打を含む3安打・6打点の活躍。チームは9対8で勝利。連敗を3でストップしました。

Sep.22 BOS: トリストン・カサス 1試合3本塁打

トリストン・カサスが、ミネソタ・ツインズ戦で3本塁打・7打点の活躍。チームは8対1で勝利。

好投

Sep.20 BAL: コービン・バーンズ  7回無失点

コービン・バーンズが、デトロイト・タイガース戦に先発し、7回を被安打3本、0失点、8奪三振の好投で、今季15勝目。

Sep.20 NYY: ゲリット・コール  9回無失点

ゲリット・コールが、オークランド・アスレチックス戦に先発し、9回を被安打2本、1失点、7奪三振の好投。同点のまま延長戦に入り、延長10回に勝ち越したため、勝ち星を手にして今季7勝目。

Sep.22 STL: アンドレ・パレンテ  8勝目

アンドレ・パレンテが、クリーブランド・ガーディアンズ戦に先発し、6回にシングルヒット・盗塁・スクイズで1点を失うものの、許したヒットはその1本のみ。7回を被安打1本、1失点、4奪三振の好投で今季8勝目。

ルーキー

Sep.22 PIT: ポール・スキーンズ 11勝目

ポール・スキーンズが、シンシナティ・レッズ戦に先発し、5回を被安打2本・0失点に抑えて11勝目。今季の防御率が1.99と2点を下回りました。

日本人選手

Sep.20 LAD: 大谷翔平 52/52 

50本塁打・50盗塁を達成した翌日に、1本塁打・1盗塁を決めて、52-52に到達。今季どこまで記録が伸びるのか楽しみです。

Sep.20 DET: 前田健太 好投 

前田健太が、ボルチモア・オリオールズ戦でリリーフ登板。敗戦処理という状況ではありましたが、2回1/3を無失点・5奪三振に抑える好投。

Sep.22 CHC: 今永昇太 15勝目 

今永昇太が、ワシントン・ナショナルズ戦に先発し、7回を被安打6本、0失点、4奪三振の好投で、今季15勝目。

Sep.22 SD: ダルビッシュ有 MLB通算2000奪三振 

ダルビッシュ有が、シカゴ・ホワイトソックス戦に先発し、6回1/3を被安打3本、2失点、9奪三振の好投。この試合で、日本人初のMLB通算2000奪三振に到達。

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