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【MLB2021戦力分析】セントルイス・カージナルス

2021年戦力分析 ナ・リーグ カージナルス

今回は、昨年ナ・リーグ中地区2位でポストシーズン進出を果たした、セントルイス・カージナルスです。2020年成績はこちらをご参照ください↓↓↓

 

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目次

2021年開幕ロースター予想（野手）

スターティングラインナップ

  1. （二）エドマン#
  2. （遊）デヨング
  3. （一）ゴールドシュミット
  4. （三）アレナド
  5. （右）カールソン#
  6. （捕）モリーナ
  7. （左）オニール
  8. （中）ベイダー

*:左打ち　#:両打ち

控え野手

  1. 捕手：キズナー
  2. 内野手：カーペンター*
  3. 内野手：ソーサ
  4. 外野手：J. ウィリアムズ*

私が注目する選手は、ゴールドシュミットとアレナドです。オールスターゲームのような3番、4番バッターです。

ゴールドシュミット：4度もシルバースラッガー賞を受賞している打者。長打力があり、選球眼に優れ、出塁率が高く、かつては年間32盗塁もしたことがあるほど走力もある。ゴールドグラブ賞も3度受賞し守備力も優れた、三拍子そろった野手。

ゴールドシュミット　打撃成績
Year Age Tm G AB HR RBI BB BA OBP SLG OPS
2011 23 ARI 48 156 8 26 20 .250 .333 .474 .808
2012 24 ARI 145 514 20 82 60 .286 .359 .490 .850
2013 25 ARI 160 602 36 125 99 .302 .401 .551 .952
2014 26 ARI 109 406 19 69 64 .300 .396 .542 .938
2015 27 ARI 159 567 33 110 118 .321 .435 .570 1.005
2016 28 ARI 158 579 24 95 110 .297 .411 .489 .899
2017 29 ARI 155 558 36 120 94 .297 .404 .563 .966
2018 30 ARI 158 593 33 83 90 .290 .389 .533 .922
2019 31 STL 161 597 34 97 78 .260 .346 .476 .821
2020 32 STL 58 191 6 21 37 .304 .417 .466 .883
10 Y     1311 4763 249 828 770 .293 .392 .522 .914
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ノーラン・アレナド：8年連続ゴールドグラブ賞を受賞している名三塁手。ワールドシリーズ優勝を切望し、ロッキーズから移籍することを求めていたので、優勝に対する意気込みが人一倍あります。打撃は、2015-2019の5年間は、毎年ホームランを40本近く打ち、OPSは.900を超えていました。しかし打者有利のクアーズフィールドが本拠地だったことも影響しているはずですので、今年はどういう成績を残すでしょうか。

アレナド　打撃成績
Year Age Tm G AB HR RBI BA OBP SLG OPS
2013 22 COL 133 486 10 52 .267 .301 .405 .706
2014 23 COL 111 432 18 61 .287 .328 .500 .828
2015 24 COL 157 616 42 130 .287 .323 .575 .898
2016 25 COL 160 618 41 133 .294 .362 .570 .932
2017 26 COL 159 606 37 130 .309 .373 .586 .959
2018 27 COL 156 590 38 110 .297 .374 .561 .935
2019 28 COL 155 588 41 118 .315 .379 .583 .962
2020 29 COL 48 182 8 26 .253 .303 .434 .738
8 Yr     1079 4118 235 760 .293 .349 .541 .890
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BLOCKBUSTER! Nolan Arenado TRADED to Cardinals (reportedly + pending approval) | Career Highlights

野手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • ウォン（二塁手）FA
  • B. ミラー（内野手）FA
  • ウィータース（控え捕手）FA
  • ファウラー（外野手）トレードでエンゼルスへ
主な入団選手
  • アレナド（三塁手）トレードでロッキーズから
退団した人数と入団した人数がつり合いませんが、アレナドというスーパースターの加入は、確実に戦力アップです。それと、FAとなっていた捕手のモリーナと再契約したことは、戦略ダウンを防ぎました。ミラー、ファウラー、ウィータースの抜けたポジションについては、現有戦力で穴埋めが可能です。その分、控え野手は戦力ダウンしました。昨年のカージナルスは、得点とOPSが、ナ・リーグ15チーム中14位と下位に位置しました。昨年はゴールドシュミット1人に頼る打線でしたが、今年は、彼の後にアレナドが打つ、中心打者が2人いる打線となり、得点能力は昨年より向上します。

2021年開幕ロースター予想（投手）

先発ローテーション

  1. フラハーティ
  2. キム*
  3. ウェインライト
  4. C. マルティネス
  5. マイコラス

*:左投げ　

先発で注目する選手は、以下の3選手です。

フラハーティ：カージナルスの次代のエースとなる投手です。

フラハーティ　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP SO WHIP
2017 21 STL 0 2 6.33 6 5 21.1 20 1.547
2018 22 STL 8 9 3.34 28 28 151.0 182 1.106
2019 23 STL 11 8 2.75 33 33 196.1 231 0.968
2020 24 STL 4 3 4.91 9 9 40.1 49 1.215
4 Yr     23 22 3.37 76 75 409.0 482 1.073
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キム：昨年韓国プロ野球から加入した投手です。昨年8月中旬に先発を任されるようになってから、素晴らしい結果を残しました。今年は、シーズンを通した活躍が期待されます。

キム　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP SO WHIP
2020 31 STL 3 0 1.62 8 7 39.0 24 1.026
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マイコラス：ご存じ、元読売巨人軍の投手。今年は2019年以来の公式戦登板となり、復活を期待しています。

マイコラス　投手成績
Year Age Tm W L ERA G GS IP SO WHIP
2012 23 SDP 2 1 3.62 25 0 32.1 23 1.454
2013 24 SDP 0 0 0.00 2 0 1.2 1 0.600
2014 25 TEX 2 5 6.44 10 10 57.1 38 1.430
2018 29 STL 18 4 2.83 32 32 200.2 146 1.071
2019 30 STL 9 14 4.16 32 32 184.0 144 1.223
5 Yr     31 24 3.82 101 74 476.0 352 1.197
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ブルペン投手陣

  1. レイエス
  2. ガジェゴス
  3. ミラー*
  4. ヒックス
  5. ヘイズリー
  6. ガント
  7. T. ウェッブ*
  8. ウィットリー
  9. ポンセデレオン

*:左投げ

ブルペン投手陣では、クローザー争いに注目です。2020年は、ガジェゴスとミラーが4セーブを挙げましたが、クローザーを固定できませんでした。今年は、ガジェゴス、ミラー、レイエス、ヒックスの4人がクローザーを争うことになります。

投手の主な入団・退団選手は以下の通りです。

主な退団選手

  • ゴンバー（救援）トレードでロッキーズへ
今年は、ゴンバーが移籍しただけで、新戦力はおらず、ほとんど変動がありません。また、先発のハドソンがトミー・ジョン手術のため全休となります。その一方で、マイコラスが2020年全休から復帰します。また、FAとなったウェインライトと再契約したことは、戦力維持に寄与しました。昨年の投手成績は、チーム防御率、WHIPが、それぞれナ・リーグ15チーム中4位と5位と、上位に位置しました。ほとんど選手の入れ替わりがないので、昨年と同様上位レベルは維持できるでしょう。

今日まで5回続けてナ・リーグ中地区5球団の戦力分析をしてきましたが、この地区は、突出して強力なチームがなく、接戦になりそうです。

順位予想アンケート

公式戦開幕前に、順位予想をする予定です。ブログの読者の皆様に、地区ごとの優勝チームを予想して頂くアンケートを実施中です。アンケート集計結果は公式戦開幕前にブログで発表する予定です。

ナショナルリーグ中地区で優勝すると思うチームへ、投票をお願いいたします。

アンケート詳細

  • 2021年3月26日まで投票を受け付けます。
  • おひとり様、何度でも投票可能です。
  • ただし、1時間に2回以上、同一の方が投票できない設定にしてあります。
  • 同一の方が、毎日1票入れていただくことは可能です。

投票していただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

ナ・リーグ中地区優勝チームは？
カブス
レッズ
ブルワーズ
パイレーツ
カージナルス
 
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次回から、ナ・リーグ東地区を、都市名のアルファベット順にアップしていきます。次回は、アトランタ・ブレーブスです。2月は21回ブログをアップしましたが、このペースを保たないと、開幕前までに、全30球団の戦力予想が終わりませんので、何とか頑張ろうと思います。

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