今回は、6月14日~17日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。
目次
注目の試合
TOR 1, BOS 2 (JUN.14 @BOS)
ア・リーグ東地区の2・3位対決です。2位のBOSレッドソックスが、TORブルージェイズにサヨナラ勝ちしました。
レッドソックスのベルドゥーゴが3回裏に二塁打で、先制点を挙げます。先発投手のイオバルディが6回2/3を無失点に抑え、1対0の緊迫した試合展開となりました。
Shutting it down. 👊 pic.twitter.com/H0kANa8Wuz
— Red Sox (@RedSox) 2021年6月15日
9回表、1対0とリードした場面で、クローザーのバーンズが登板します。バーンズは連続三振で2アウトをとり、打席にゲレーロJr.を迎えます。あと1アウトでゲームセットという場面で、ゲレーロJr.が、グリーンモンスターを超える大きなホームランを放ち、同点に追いつきました。今年のゲレーロは覚醒しました。打率、ホームラン、打点の全てがア・リーグトップの三冠王です。
BOSTON G PARTY 💥 #PLAKATA pic.twitter.com/EiltXzf7Fd
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) 2021年6月15日
9回裏、ブルージェイズは、ドリスが登板します。ドリスは、ベルドゥーゴ、J.D.マルティネスに連続ヒットを打たれ、1アウトを取るものの、最後は、デバースにグリーンモンスター直撃のヒットを打たれゲームセット。
Forever and Devers pic.twitter.com/VICnFreLjS
— Red Sox (@RedSox) 2021年6月15日
この日は、レッドソックスのイオバルディ、ブルージェイズのマノアの、両チームの先発投手が好投したので、投手戦になりましたが、両チームとも打撃が持ち味のチームです。次は、打ち合いの打撃戦を期待します。
ARI 8, SF 9 (JUN.15 @SF)
2回表を終わって、0対7の7点ビハインドから、SFジャイアンツが大逆転勝利した試合です。
ジャイアンツは、2回に3点、6回に2点を入れ、5対8と3点ビハインドで、8回裏に入ります。二塁打、ヒット、四球で、2アウト満塁の場面で、ヤストレムスキーが満塁ホームランを放ち、9対8と逆転しました。
MIKE. YASTRZEMSKI. 💦 pic.twitter.com/mmSmOvLlKA
— SFGiants (@SFGiants) 2021年6月16日
9回表は、アンダースローのロジャースが0点に抑えてゲームセット。今年のジャイアンツは、投手戦を制する試合が多いだけでなく、この日のような乱打戦も僅差で勝利するなど、底力があります。
MIA 1, STL 2 (JUN.15 @STL)
MIAマーリンズの先発ロジャースと、STLカージナルスの先発キムの両投手が好投し、緊迫した投手戦となりました。
先制したのは、マーリンズで、3回にデュバルのタイムリーヒットで1点を先制。
6回裏に、カージナルスが、ゴールドシュミットのタイムリーヒットで同点に追いつきます。
We love Gold(y)! pic.twitter.com/iVjifJSPJe
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年6月16日
9回裏、先頭打者のゴールドシュミットがセンターへ高々と打った打球がスタンドイン。これでサヨナラ勝ち。
Didn't we tell you we love Goldy?! pic.twitter.com/RGlVFahnUe
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年6月16日
この日は、ゴールドシュミットの活躍が目立った試合でした。一時勝率5割を下回ったカージナルスですが、中地区首位のカブスとはまだ4ゲーム差です。首位に返り咲くためにも、打線の奮起が求められます。
CHC 3, NYM 6 (JUN.16 @NYM)
NYメッツのデグロムが投げるたびに、このブログに書いているような気がしますが、そのくらい今年のデグロムは毎試合大活躍です。しかしこの日は、肩痛で3回で降板してしまいました。
NYメッツの先発デグロムは、2番打者のリゾにライトフライを打たれた以外は、8個のアウトを全て三振で取りました。3回を投げて、ノーヒット、8奪三振の素晴らしい投球でした。
Jacob deGrom exits with right shoulder soreness after three perfect innings and 8 Ks. pic.twitter.com/Cv7GrlXyeH
— MLB (@MLB) 2021年6月17日
デグロムは、打者としてもタイムリーヒットで打点を挙げました。
You just knew he would!
— New York Mets (@Mets) 2021年6月16日
🗣️ M-V-P!!! pic.twitter.com/e5ViKhbwFa
デグロムが3回で降板しましたが、後のピッチャーが踏ん張り、打線では、スミスとピラーにホームランがでてCHIカブスに快勝しました。
You just knew he would!
— New York Mets (@Mets) 2021年6月16日
🗣️ M-V-P!!! pic.twitter.com/e5ViKhbwFa
Batman! @KPILLAR4 🦇 pic.twitter.com/vNwRk09Nvn
— New York Mets (@Mets) 2021年6月17日
デグロムは、初期の検査では大きな問題は見つかっていないようですが、翌日以降にMRIを受けるようです。ケガでの離脱だけは避けて欲しい。
LAA 4, OAK 8 (JUN.16 @OAK)
LAエンゼルスは敗れたものの、絵になるプレーが随所にあった試合でした。
まずは2回の大谷選手の19号ホームラン。
Can confirm we did not copy and paste yesterday's HR footage pic.twitter.com/LhVaLOOcZI
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年6月16日
それと、イグレシアスの2つのスーパーキャッチ。
A little dash of Iggy ✨ magic ✨ pic.twitter.com/WCrWeXQ0bY
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年6月16日
Sun? What's that? #WeBelieve I @Angels I @JoseIglesias_SS pic.twitter.com/6HBDqPfhVk
— Bally Sports West (@BallySportWest) 2021年6月16日
これだけ見どころがあっても敗戦するのですから、どれだけエンゼルスの投手陣に問題があることか。
OAKアスレチックスも、外野の好守備が2つありました。まずは、レフトのカナのプレー。
on 🔁@outtadapakmark | #RiseAndGrind pic.twitter.com/RKLOdwWGHy
— Oakland A's (@Athletics) 2021年6月16日
センターのラウレアーノのファインプレーと、その後の反撃開始となるホームラン。
Welcome back, 22 👏 pic.twitter.com/eHDwXt8usT
— Oakland A's (@Athletics) 2021年6月16日
okay he's BACK back pic.twitter.com/nOhW9YM3XP
— Oakland A's (@Athletics) 2021年6月16日
6回に、ワトソン、シシェック、スアレスを、アスレチックス打線が打ち崩し、逆転勝ちをしました。
CIN 2, MIL 1 (JUN.16 @MIL)
CINレッズ先発のマーリーと、MILブルワーズ先発のペラルタが好投し、投手戦になりました。
マーリーが6回で12奪三振という好投で7勝目。
Tyler Mahle is good at throwing baseballs. Send tweet. pic.twitter.com/4mark82dAG
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年6月16日
打線は、1対1と同点の7回表2アウトから、ボットがヒットで出塁し、続くバーンハートが二塁打で、ボットが一塁から一気にホームイン。ボットが気合入りまくりでした。
Joey's fired up.
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年6月16日
Tuck's fired up.
We're fired up. pic.twitter.com/9mXjcSQ0nh
レッズは、首位に2ゲーム差まで迫り、ナ・リーグ中地区は4チームが優勝を争う展開となってきました。
MIA 0, STL 1(JUN.16 @STL)
STLカージナルス先発のオビエドと、MIAマーリンズ先発のアルカンタラが好投し、投手戦になりました。
オビエドは、7回を無失点の好投。
Have a day, Johan! pic.twitter.com/tPNp4igWsJ
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年6月16日
アルカンタラも9回まで投げ続けますが、最後にカージナルスのモリーナにサヨナラヒットを打たれ敗戦投手に。
YADIER. MOLINA. pic.twitter.com/Mh2dMp5nWe
— St. Louis Cardinals (@Cardinals) 2021年6月16日
マーリンズは、外野のシエラのダイビングキャッチなど、見どころはあったのですが、残念な結果に。
A HIGHLIGHT. pic.twitter.com/56thISlwV8
— Miami Marlins (@Marlins) 2021年6月16日
これでカージナルスは2試合連続のサヨナラ勝ち。マーリンズをスイープして、中地区首位と3ゲーム差と、離されずについていってます。
DET 5, LAA 7(JUN.17 @LAA)
LAエンゼルスの大谷が3勝目を挙げた試合です。
【 #エンゼルス 】 #大谷翔平 今季10度目の先発登板は6回1失点5奪三振の好投! チームの連敗を止め、3勝目を掴みました 👏#日本人選手情報 pic.twitter.com/jYDGm7QmEI
— MLB Japan (@MLBJapan) 2021年6月18日
大谷は好守備にも助けられました。ライトオーバーの当たりで、三塁を狙ったDETタイガースのバドゥーを、ウォード→レンヒフォ→ウォンと完璧な連携プレーでアウトにしました。
We think you'll 𝑟𝑒𝑙𝑎𝑦 like this play. pic.twitter.com/QSqHoyeNPw
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年6月18日
ウォードの満塁ホームランによるダメ押し点も、勝利に貢献しました。
Bases: Full
— Los Angeles Angels (@Angels) 2021年6月18日
Stands: Fuller
Our hearts: Fullest pic.twitter.com/F02TdsRWsE
8回から登板のマイヤーズは1アウトも取れず、結局イグレシアスが2イニングを投げることになり、最終的には何とか2点差で勝利をしましたが、中継ぎ投手の弱さは、かなり深刻です。
CIN 4, SD 6(JUN.17 @SD)
9回に、逆転に次ぐ逆転の、大変面白い展開の試合でした。
CINレッズ先発のマイリーが6回2アウトまで、ノーヒットピッチングを続けます。
Tip of the cap to Wade Miley. pic.twitter.com/tzKXJeQaWe
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年6月18日
そのノーヒットピッチングを打ち砕いたのが、SDパドレスのタティスJr.です。こういう場面に打つところにスター性を感じます。これで均衡を破り、1対0となりました。
Sound ALL the way up.#HungryForMore pic.twitter.com/vrVXpZRyIW
— San Diego Padres (@Padres) 2021年6月18日
7回裏には、マチャッドもホームランを打ち、2対0とリードします。
Manny to the Moon!https://t.co/w3HxffIsIS pic.twitter.com/pGlnUNzNfY
— San Diego Padres (@Padres) 2021年6月18日
しかし、最近のレッズ打線は粘り強く、9回裏、パドレスのクローザー、マランソンを責め立てます。ヒット3本で、2点を追加し、2対2の同点に追いつき、尚も2アウト満塁とします。 その場面で、ルーキーのインディアが満塁ホームランを打ち、4対2と逆転します。
ROOKIE PLAYING LIKE A VET❗️@JonathanIndia pic.twitter.com/oTc463r2t8
— Cincinnati Reds (@Reds) 2021年6月18日
このような展開では、流れはレッズに傾くものですが、パドレス打線も負けていません。9回裏、レッズの投手はヘンドリックスに交代します。パドレスは、マチャッドが四球で出塁後、ホズマーがライトスタンドへホームランを打ち、4対4の同点に追いつきます。
Papo's got Petco ROCKING#HungryForMore pic.twitter.com/Yin7ozN7YF
— San Diego Padres (@Padres) 2021年6月18日
こうなると、パドレス打線は止まりません。投手がギャレットに交代しましたが、クローネンワースがヒットで出塁後、カラティーニが2ランホームランを打ち、サヨナラ勝ち。
100 percent capacity.
— San Diego Padres (@Padres) 2021年6月18日
100 percent crushed.
100 percent Faithful.#HungryForMore pic.twitter.com/I9qXJ6HCnb
パドレスは、ここのところ負けが込んでいて、首位とのゲーム差が開いてしまいました。この逆転勝利で調子を上げてほしいところです。
順位(6月17日時点)
アメリカンリーグ:
①東地区:TBレイズが3連敗、BOSレッドソックスが3連勝で、ゲーム差が縮まりました。TORブルージェイズが4連敗で、借金1です。打線は良いので、これから巻き返せるでしょうか。
②中地区:CLEインディアンスが、首位に3.5ゲーム差と、離されずにしっかりとついていっています。打線も投手も突出した力はないですが、試合巧者です。
③西地区:OAKアスレチックス、HOUアストロズの上位2チームが連勝し、下位チームとの差を広げています。
ナショナルリーグ:
①東地区:下位チームが波に乗れないこともあり、NYメッツが首位をキープ。NYメッツは、他チームと比べて試合消化数が少ないのが気がかりです。
②中地区:首位CHIカブスから4位STLカージナルスまで4ゲーム差以内と、接戦が続きます。
③西地区:SFジャイアンツの勢いが止まりません。LAドジャースは何とかついていっていますが、3位のSDパドレスは、6ゲーム差と、首位とゲーム差が開きました。
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