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大谷31号、マエケン4勝目【MLB2021】7月2日~4日(レギュラーシーズン)

今回は、7月2日~4日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

BOS 3, OAK 2 (JUL.2 @OAK)

延長10回の攻防が非常に面白い試合でした。

BOSレッドソックスが2対0とリードし、7回裏にOAKアスレチックスのラウリーのホームランで2対1となり、9回裏を迎えます。レッドソックスは、クローザーのバーンズが登板しますが、アンドラスに今季1号ホームランを打たれ同点とされました。

延長10回は、特別ルールで、ノーアウト2塁の場面からスタートし、10回表、先頭のヘルナンデスがタイムリーヒットで、1点を取り、3対2とリードします。

10回裏、アスレチックスは、先頭のラウリーがヒットで、ノーアウト1,3塁とし、続くマーフィーがセンターフライを打ち、3塁ランナーがタッチアップします。センターのヘルナンデスから、ストライクのバックホーム返球がかえってきて、間一髪タッチアウト。

10回は、打撃も守備もヘルナンデスの大活躍で、レッドソックスが勝利しました。 

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BAL 7, LAA 8 (JUL.2 @LAA)

今日も、大谷翔平が大活躍しました。ゲームはシーソーゲームで、最後は大谷翔平が決めました。

まずは、BALオリオールズに6対2とリードされた3回裏、大谷がソロホームランで反撃の狼煙をあげます。

4回裏は、エンゼルスが6対5と1点差に追い上げ、ランナー1塁の場面で、大谷が2ランホームランを打ち、エンゼルスが7対5と、1点をリードします。このホームランが今季30号で、ホームラン30本一番のり。2位のゲレーロJr.にも3本差と、ホームラン王争いでは、大きくリードしました。

オリオールズは、6回に1点をあげ、7対7の同点とし、同点のまま9回裏を迎えます。

9回裏、先頭打者の大谷は四球で出塁します。打者レンドンの時に、二盗を試み、セーフと判定されましたが、レンドンのバットが、捕手のヘルメットを叩き、守備妨害したとみなされ、大谷は一塁に戻されます。レンドンは三振しますが、次打者のウォルシュの時に、再度二盗を試み成功。ウォルシュは、ライト前ヒットを放ち、二塁から大谷が俊足を飛ばして、ホームへ間一髪セーフ。ギリギリのタイミングだったため、チャレンジされましたが、 判定覆らず、エンゼルスはサヨナラ勝ち。

大谷は2本のホームランで、長打力を存分に発揮し、盗塁や好走塁で、走力も発揮し、アンビリーバブルな活躍です。 

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BOS 6, OAK 7 (JUL.3 @OAK)

前日に続いて延長戦となりました。

4対4と同点の10回裏、OAKアスレチックスは、ノーアウト満塁のチャンスを作り、ケンプがスクイズを試みましたが、ポップフライとなりチャンスを活かせんませんでした。しかし、まだ1アウト満塁です。次打者のアンドラスがレフトへフライを打ちあげ、3塁ランナーのマーフィーがホームに向かってタッチアップしますが、レフトのマルティネスのホームへの返球がよく、マーフィーはタッチアウトで、ダブルプレーとチャンスを潰しました。前日のデジャヴのようで、マーフィーがまたもや、タッチアウトに。

12回表、BOSレッドソックスは、シングルヒット3本で2点を取り、6対4とリードします。12回裏、アスレチックスは、ヒット2本と二塁打で、2点を取り6対6に追いつきます。なおもノーアウト2,3塁 。そこでバッターは、10回にスクイズ失敗をしたケンプです。今度ケンプは、センターで大きなフライを挙げ、それが犠牲フライとなり、アスレチックスは7対6でサヨナラ勝ちしました。

東地区1位のレッドソックスと、西地区2のアスレチックスの戦いは、前日から1勝1敗でとどちらも譲りません。優勝争いしているチーム同士の対決は面白い試合が多いです。

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MIA 7, ATL 8 (JUL.4 @LAA)

大激戦でした。私が何かコメントする前に、下のYouTubeを見ていただくのがいいと思います。

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MIAマーリンズのブルペンが不安定です。9回裏に4点を奪われたガルシアは、13セーブ挙げていますが、6敗していますし、10回裏にサヨナラ負けしたバスは、当初クローザーでしたが機能せず、ガルシアにクローザーの座を譲るなど、昨年ブルージェイズで活躍した姿とは違います。マーリンズが最下位に低迷している要因は、ここにありそうです。

一方の、ATLブレーブスも、9回表に3点を奪われたグリーンは、6月にMLBに昇格してから打たれる試合が多いです。FAになって、なかなか契約が決まらず、十分にスプリングトレーニングができなかった影響でしょうか、往年の投球が復活しません。投手陣が安定していなくても、それを打撃でカバーする力がブレーブスにはあるので、今後も打ち勝つ野球を展開して欲しいです。

JUL.4 日本人選手の活躍

大谷翔平 LAA

2位に4本差の、ホームランダービー単独トップの31本。チームもサヨナラ勝ち。レンドンがハムストリングスを痛めて途中退場したのが気がかりです。大谷頼みのエンゼルス。やっと勝ち越したので、是非是非、ポストシーズン進出を願っています。

前田健太 MIN

この日は6回を10奪三振、無失点。1試合二桁奪三振は今季初。今季最高ピッチングで、4勝目をあげました。

順位(7月4日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:NYヤンキースがBOSレッドソックスに10ゲーム差。ちょっと厳しくなってきました。ヤンキースは、マー君と契約しなかったのは、間違いだったのでは?

②中地区:2位のCLEインディアンスが6連敗と元気なく、首位との差が開き始めています。

③西地区:大谷選手所属のLAエンゼルスが、まだ4位ながら、1勝勝ち越しました。ポストシーズン進出なるか?

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ア・リーグ順位表 7/4時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:相変わらず、NYメッツが東地区で唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。この地区は最後まで優勝争いが混戦になりそうです。

②中地区:首位MILブルワーズの連勝は11でとまりましたが、2位CHIカブスに7.0ゲーム差もつけました。

③西地区:LAドジャースが9連勝と、いよいよ実力を示し始めた感じです。いずれにしても、3チームのハイレベルな争いが、非常に面白い地区です。

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ナ・リーグ順位表 7/4時点(MLB公式サイトより)

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