メジャーリーグ ファン ブログ

メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2021】5月24日~27日(レギュラーシーズン)

今回は、5月24日~27日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

TB 14, TOR 8 (May.24 @TOR)

最終的には6点差がつきましたが、10回までは接戦の面白い試合でした。初回にTBレイズのウェンデルの満塁ホームランなどで5点を先制しました。

その後、TORブルージェイズが追い上げます。中でも2本のホームランを打ったゲレーロJr.の活躍が目立ちました。8回裏に打った2ランホームランで5対5の同点に追いつきます。これが15号ホームランで、大谷の14本を抜いて、ア・リーグのホームラン数トップに立ちました。

10回表にレイズが2点を取って勝ち越すと、10回裏にはセミエンの2ランホームランですぐに同点に追いつきます。 

最後は、11回表にレイズ打線が7点を挙げて試合を決めました。

これで、レイズは11連勝となり、ア・リーグ東地区の単独首位に立ちました。

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COL 1, NYM 3 (May.25 @NYM)

NYメッツの先発投手はデグロムが、故障者リストから復帰し、5月9日以来の登板でした。ローテーションを2回飛ばした程度で復帰できたのは、故障者続出のメッツにとっては朗報です。しかも、5回を9奪三振、マクマホンのホームランによる1失点のみに抑える好投でした。

野手に故障者が沢山でているため、捕手のマッキャンがファーストを守り、捕手にはニドを入れるなどやり繰りが大変です。そのニドが、6回裏に2ランホームランを打ち、勝ち越しました。

ビヤーとリンドーアによるダブルスチールが、初回に1点を先制のきっかけになり、今年のビヤーは勝利につながる好走塁を何度も披露しています。さらにビアーは守備でも貢献し、三塁線の鋭い当たりをファインプレーでアウトにするなど、少ない得点能力をカバーする好走塁、好守備を随所で見せています。

9回裏、クローザーのディアスが四球で1人ランナーを出すものの、3つのアウトを全て三振で奪い、8セーブ目を挙げました。

メッツは故障者が続出しながらも、なんとか僅差のゲームをものにして、ナ・リーグ東地区首位を守っています。

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大谷、15号ホームラン (May.25 @LAA)

LAエンゼルスの大谷が、15号の3ランホームランを打ち、チームも11対5でTEXレンジャーズに大勝しました。ホームラン王争いは、TORブルージェイズのゲレーロJr.がこの日もホームランを打ち、16本と大谷を1本リードしています。

対戦相手のレンジャーズのガルシアが、この日15号ホームランを打ち、大谷に追いつきました。4月13日に今季初出場すると4月は5本塁打、5月はこの日までに10本塁打と猛追しています。長打の出やすいバレルゾーンに打てる能力もあり有望な選手です。ホームラン王も面白い展開になってきました。

SD 2, MIL 1 (May.26 @MIL)

この試合は、9回を終えて1対1の同点で、延長10回表にカラティーニのタイムリーヒットでSDパドレスが勝ち越しました。随所にあったファインプレーが、MILブルワーズの攻撃を最少失点に抑え、パドレスに勝利をもたらしました。では、そのファインプレーの数々をご覧ください。

クローネンワース↓↓↓

ファム↓↓↓

抜けていればサヨナラ負けとなる当たりを、プロファーが好捕↓↓↓

延長10回にも、クローネンワースが、同点となるのを防ぐ、ファインプレー↓↓↓

これで、ナ・リーグ西地区首位を堅持しています。

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CHC 5, PIT 3 (May.27 @CHC)

CHIカブスのバエスが、見たこともないような走塁を見せてくれました。バエスの打った平凡なサードゴロで、相手のミスを誘い、2塁ランナーがホームインし、自らも2塁に出塁というプレーです。PITパイレーツの一塁手が一塁ベースを踏めば打者はアウトだったのに、ホームベースに戻ろうとするバエスを追いかけてしまいました。バエスの走塁うは、相手守備のミスを誘う走塁でした。言葉で書くより、こちらの映像をご覧ください。

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この走塁後に、タイムリーヒットで、バエスも得点しているので、結果的にこのプレーが2点を生んだようなものです。試合は5対3と2点差での勝利でしたので、この走塁が勝敗を決しました。

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SF 3, LAD 4 (May.27 @LAD)

ナ・リーグ西地区の2位争いです。ホームランの数で勝敗が決しました。

0対2の4回表、SFジャイアンツのロンゴリアがソロホームラン。

1対3と2点を追いかける6回表、ソラーノが2ランホームランを打ち、3対3の同点に。

対するLAドジャースは、ターナーの2ランホームラン、DJ ピーターズのMLB初ホームラン、3対3の同点に追いつかれた6回裏、マンシーのホームランで勝ち越しと、3本のホームランで試合が決まりました。

この試合、ドジャースは7人の投手が登板。8回はトレイネン、9回はジャンセンが抑え、それぞれ12ホールド目、12セーブ目を挙げました。この2人に、今日はソラーノにホームランを打たれましたが、ゴンザレスを加えた3人が、ドジャースの勝利の方程式になっています。

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順位(5月27日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズの連勝は11でストップしたものの、ついに単独首位に。

②中地区:CLEインディアンスが、1.5ゲーム差で首位のCHIホワイトソックスに離されずについていっています。投手力で堅実に勝利を重ねています。

③西地区:OAKアスレチックスは、3割打者もいませんし、クローザーも固定できていません。さらに失点が多いにもかかわらず、しっかり勝ち越して、首位をキープしています。低予算にもかかわらず、凄いチームです。

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ア・リーグ順位表 5/27時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツは、故障者続出ですが、COLロッキーズに3連勝し、東地区唯一の勝ち越しチームで1位を堅持。次のATLブレーブスとの対戦が楽しみです。

②中地区:CHIカブスが、ついに首位に0.5ゲーム差まで追い上げてきました。

③西地区:再びSFジャイアンツとLAドジャースが対戦します。前回はドジャースがアウェイで3連勝しましたが、今回はどうでしょうか。ジャイアンツにとっては、前半戦の大きな山場です。

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ナ・リーグ順位表 5/27時点(MLB公式サイトより)

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【MLB2021】5月21日~23日(レギュラーシーズン)

今回は、5月21日~23日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

CWS 1, NYY 2 (May.21 @NYY)

両チームの先発投手が好投し、見ごたえのある投手戦に。NYヤンキースの先発モンゴメリーは7回を11奪三振、無失点。

CHIホワイトソックスの先発ロドンは、初回先頭打者から5人連続奪三振と見事な立ち上がりで、6回を13奪三振の無失点。

ホワイトソックスは、ファーストのアブレイユの好守備もあり、0対0のまま7回裏までゲームが進みます。

均衡を破ったのは、7回裏のトーレスのソロホームラン。

 8回表に、マドリガルのタイムリーヒットで、ホワイトソックスが1対1の同点に追いつきます。ここから、ヤンキースの好守備がチームを救います。続くモンカダがライト前に落ちる打球を打ちますが、ライトのジャッジが捕球してすぐ2塁に送球し、1塁ランナーのマドリガルがフォースアウトでライドゴロに。これでホワイトソックスのチャンスの芽が摘み取られました。

9回表は、チャップマンが四球と送りバントをエラーして、ノーアウト1,2塁のピンチとなります。しかしCWSのボーンの打球はサードゴロとなり、5-4-3のトリプルプレーで、ピンチを脱します。

これで勢いづいたヤンキースは、9回裏に、トーレスのヒットでサヨナラ勝ち。

強豪チーム同士の見応えのある接戦でした。 

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LAD 2, SF 1 (May.21 @SF)

LAドジャースの先発バウアーが6回1/3を11奪三振1失点で、勝利投手となりました。1失点は、自らのエラーによるもので、自責点は0です。

SFジャイアンツの先発ウッドも好投しましたが、3回にテイラーに2ランホームランを打たれ、それが決勝点になり、敗戦投手となりました。

この日ジャイアンツは、随所で好守備を見せていました。いくつかピックアップします。ショート、クロフォードンによるダブルプレイ。

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2アウト1,2塁から、投手のバウアーがライト前ヒットとなる当たりを打ちましたが、ジャイアンツのライト、ヤストレムスキーがワンバウンドで捕球後、即ファーストに送球し、ライトゴロで、3アウトに。追加点を防ぐファインプレーでした。

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この日を終わって、SDパドレス、SFジャイアンツ、LAドジャースの3チームが1ゲーム差以内に。ナ・リーグ西地区は、ますます混戦で面白い展開になってきました。

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CHC 1, STL 2 (May.22 @STL)

ナ・リーグ中地区の首位争いの対決です。STLカージナルスの先発はマイコラス。手術明け、2019年以来の出場です。初回に1失点したものの、4回までは好投しました。ところが5回のウォーミングアップの投球で、異変を感じ降板しました。右前腕部に張りを感じたようです。せっかく故障明けで登板しましたが、また逆戻りです。CHIカブスの先発アルゾレイも好投しますが、1対1と同点の7回裏にカージナルスのモリーナにソロホームランを打たれ敗戦投手に。

センターのベイダーのダイビングキャッチも、チームを勝利に導く好プレイでした。

最後はレイエスが9回を無失点に抑えて、14セーブ目を挙げました。14回セーブのチャンスがある場面で登板し、まだ1回の失敗もなく、2勝14セーブという好成績。レイエスがクローザーに固定されたことは、今季カージナルスが好調を維持できている要因の一つです。 

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NYM 2, MIA 0 (May.22 @MIA)

このシリーズでMIAマーリンズは、ナイキのシティコネクトシリーズで独特なユニフォームでプレーしています。

対戦相手のNYメッツは、野手のスタメンに故障者が続出しています。この日のスタメンは下記のとおりですが、開幕戦のスタメン選手で、この日もスタメンなのは、リンドーアだけです。デグロムも故障者リスト入りしていますし、これでナ・リーグ東地区首位なのですから、大したものです。

キャメロン・メイビンが、CHIカブスから金銭トレードで、NYメッツ入りしていました。 メイビンは3試合出場し、未だノーヒットです。それでも3番打者としてスタメンに名を連ねているので、それくらいメッツは野手が足らないということです。

相手打線の非力というのもありますが、マーリンズのロペスが、7回を投げて8奪三振無失点と好投しました。

後続の投手が打たれ1対1の同点となり、ロペスは勝利投手になれませんでしたが、9回裏にドラマが待っていました。9回2アウトからアンダーソンがヒットで出塁し、続くクーパーが、2ストライクに追い込まれながら、2ランホームランでサヨナラ勝ち。

MIAマーリンズは、シーズン前の下馬評は高くありませんでしたが、首位のメッツに3ゲーム差と離されずについていっています。この地区は、かなり面白そうです。

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SEA 2, SD 9 (May.23 @SD)

SDパドレスの先発はダルビッシュ。7回を被安打7ながら、1失点に抑え、5勝目を挙げました。防御率は1.75で、ナ・リーグ4位です。 奪三振が5個と少なかったのですが、打たせて取る投球で、最少失点に抑えました。

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打線は、タティスJr.が、満塁ホームランとソロホームランの2本のホームランを含む、3打数3安打6打点の活躍で、パドレスが、SEAマリナーズに3連勝しました。

パドレスは、3シリーズ連続でスイープし9連勝で、ナ・リーグ西地区首位に。

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CHC 2, STL 1 (May.23 @STL)

前日に続けて、ナ・リーグ中地区の首位争いの対決を取り上げます。スコアは前日と同じ2対1でしたが、前日とは勝利チームが異なりました。STLカージナルスの先発ウェインライトが、8回を7奪三振無失点の好投。

サード、アレナドの好守備もあり、9回まで0点に抑えました。

CHIカブスの先発デイビーズは5回を無失点で、中継ぎ投手が続き、9回を0点に抑えます。カブスのホーナーのダブルプレイも、チームの失点を防ぎました。

ここでカブスのバエスは、カージナルスのクローザーのレイエスから2ランホームランを打ち、均衡を破ります。

9回2アウトから登板しているクローザーのキンブレルが抑えてゲームセット。

全米で放送されるサンダーナイトゲームに相応しい接戦でした。 

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順位(5月23日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが、10連勝でついにBOSレッドソックスに並んで首位に浮上。NYヤンキースが中地区首位のホワイトソックスをスイープして首位に0.5ゲーム差。TORブルージェイズは、次のヤンキースとの3連戦で離されないように戦う必要があります。

②中地区:CHIホワイトソックスが、ヤンキースに3連敗するも、首位を堅持。

③西地区:TEXレンジャーズが3連勝で3位に浮上。有原の離脱は残念なニュース。貧打のマリナーズ、投壊のエンゼルスには、もう少し頑張って欲しいです。

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ア・リーグ順位表 5/24時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツは、故障者続出ですが、唯一の勝ち越していて、1位を堅持。

②中地区:週末のSTLカージナルスとCHIカブスのシリーズは見応えがありました。MILブルワーズは貧打ながら、何とか首位争いから離されずにいます。

③西地区:SDパドレスが9連勝、LAドジャースがSFジャイアンツをスイープして、順位はガラッと変わりましたが、3チームが2ゲーム差以内にいます。この3チームによるハイレベルな首位争いが白熱しています。

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ナ・リーグ順位表 5/24時点(MLB公式サイトより)

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DET ターンブルとNYY クルーバー、ノーヒットノーラン【MLB2021】5月18日~20日(レギュラーシーズン)

今回は、5月18日~20日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

DET 5, SEA 0 (May.18 @SEA)

DETタイガースのスペンサー・ターンブルがノーヒットノーランを達成しました。

この日は、野手ではキャンデラリオの活躍が目立ちました。初回のホームランで先制し、ヒット性の鋭い当たりのサードゴロをファインプレーでアウトにして、ターンブルのノーヒットノーランをアシストしました。

タイガースは、ア・リーグ中地区で、首位に9.5ゲーム差の4位です。先発投手だけ見ると、スクーバル以外は、この日のターンブルをはじめ、ボイド、マイズ、ウレーニャと、割と安定した投球でローテーションを守っています。また、5月には、先発のフルマーをクローザーに配置転換して3セーブを挙げており、不安定なブルペンも改善されつつあります。この日のノーヒットノーランを機に挽回してもらいたいです。

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CWS 4, MIN 5 (May.18 @MIN)

ア・リーグ中地区最下位のMINツインズが、首位のCHIホワイトソックスに0対4から逆転勝利しました。この日の立役者はミゲル・サノです。レフト・センター・ライトへと3本のホームランで、4打点を挙げました。

9回裏には、ホワイトソックスのクローザー、ヘンドリックスから、ライト線へサヨナラヒット。

ツインズは、シーズン前の評価と異なり、ホワイトソックス、インディアンスから、大きくゲーム差を開けられてしまいました。これが浮上するきっかけになるといいのですが。 

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大谷、3試合連続ホームラン (May.18 @LAA)

LAエンゼルスの大谷が、3試合連続のホームランで、2位に2本差の両リーグ単独トップの14号ホームラン。チームが初回に守備のミスもあり、5点も取られて敗戦しましたが、低迷するチームで、唯一の光明です。

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NYY 2, TEX 0 (May.19 @TEX)

前日のターンブルに続いて、NYヤンキースのクルーバーがノーヒットノーランを達成しました。対戦相手は、クルーバーが昨年在籍して、わずか1イニングしか投げなかったTEXレンジャーズです。レンジャーズにしてみれば、踏んだり蹴ったりです。

1900年以降のMLBではノーヒットノーラン達成者が7人というのが年間の最多記録です。最近では、2015年が7人達成者がいました。今年、すでに6人目で、まだ5月ですから、新記録達成も期待できそうです。

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筒香、ドジャース移籍後初ヒット(May.19 @LAD)

筒香が、4番レフトでスタメン。4回裏に、ドジャース移籍後初ヒットで、初打点を挙げました。TBレイズでは、ファーストのチョイが故障者リストにいるチャンスをものにできませんでしたが、ドジャースでも故障者が戻ってくるまでがチャンスですので、その間に結果を残して欲しいです。この日の当たりは、守備シフトが通常ならショートゴロの当たりでしたが、シフトの間を抜けるラッキーなヒットでした。運も実力のうちです。幸運を味方につけて、結果を出して欲しいです。

BOS 8, TOR 7 (May.20 @TOR)

非常に面白いシーソーゲームでした。5回裏にTORブルージェイズが2点入れ、5対5の同点で、6回裏は、BOSレッドソックスの投手が澤村に交代します。その澤村がピリッとせず、ブルージェイズは、ジャンセンの二塁打を含む3安打で2得点し、7対5とリードします。

ブルージェイズはリードを保ったまま、9回表にドリスが登板しました。レッドソックスは、ドリスからダルベックとチェイビスが連続ヒットで出塁します。ドリスも何とか三振と内野ゴロで2アウトを取り、レッドソックスは、その内野ゴロの間に1点を追加し、7対6とブルージェイズが1点リードとなります。そこで、JDマルティネスを打席に迎えます。アウトカウントは2アウトで、ランナー3塁です。この場面で、マルティネスが2ランホームランを打ち、8対7と逆転しました。そしてこのホームランは、通算250号です。役者が違います。

最後は、9回裏をバーンズが抑えて、レッドソックスが勝利ました。ア・リーグ東地区はレベルの高い首位争いで、見ごたえがあります。

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ARI 2, LAD 3 (May.20 @LAD)

プホルスが、ドジャースでの初ホームラン。2点を先制します。

6回表に、ARIダイヤモンドバックスはエスコバーの2ランホームランで同点に追いつきます。

ダイヤモンドバックスは、先発のケリーが好投していましたが、7回裏に、そのケリーから、ウィル・スミスのソロホームランを打ち、3対2と勝ち越し、ドジャースが勝利しました。

この試合では、プホルス以外にも、他球団で活躍の場が見いだせなかった選手がスタメンで起用されていました。

①筒香嘉智:ドジャースの7番レフトで先発。3打数ノーヒット、3三振でした。

②ジョッシュ・レディック:ダイヤモンドバックスの6番ライトで先発。4打数ノーヒット、2三振でした。レディックは、スプリングトレーニング前に所属が決まらず4月にようやくダイヤモンドバックスと契約でき、この試合が今季MLB初出場。

2人とも、結果を残せるように頑張って欲しいです。

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順位(5月20日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが、7連勝で2位に浮上。オリオールズ以外の4チームが勝率5割を上回り、2.5ゲーム差の中にいる大混戦。

②中地区:CHIホワイトソックスの勢いは止まりません。得失点差73点は、両リーグトップ。2位のCLEインディアンスは2.5ゲーム差で踏みとどまっています。中地区は、2強3弱に分かれました。

③西地区:得失点差66点もあるアストロズが、いよいよ首位に立ちました。西地区は、2強3弱に分かれました。

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ア・リーグ順位表 5/20時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:東地区ではNYメッツが唯一勝ち越しているチームですが、デグロムが離脱しており、先が読めない大混戦です。

②中地区:CINレッズが連敗で、徐々に首位とゲーム差が離れていっています。反対にCHIカブスが勝率5割を上回り、首位のSTLカージナルスに3ゲーム差に迫っています。

③西地区:3強、2弱にはっきり区分されています。カリフォルニア州の3チームがともに連勝し、ハイレベルな首位争いをしています。

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ナ・リーグ順位表 5/20時点(MLB公式サイトより)

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大谷ホームラン単独トップ、ダルビッシュ4勝目【MLB2021】5月17日(レギュラーシーズン)

今回は、5月17日の注目した試合やプレーを振り返ります。書くことが盛りだくさんの一日でしたので、いつもなら3日分くらい書きためてからアップするのですが、今日は1日分でアップします。

目次

注目の試合

CLE 4, LAA 7 (May.17 @LAA)

LAエンゼルスの大谷が、両リーグ単独トップとなる13号3ランホームラン。2回裏までにエンゼルスが6点を取り、この大谷3ランホームランで試合が決まりました。

日本人選手がMLBのホームランランキングで単独トップに立つというのは、夢のような光景です。しかもその選手が、投手でも活躍しているのですから、もはや異次元の活躍です。

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COL 0, SD 7 (May.17 @LAA)

SDパドレスのダルビッシュが7回を無四球、10奪三振、無失点の好投。3ボールになるカウントすらなかった、完璧なコントロールの投球でした。

打撃では、初回にマチャドのホームランで先制しました。

ダルビッシュは、打撃でも二塁打を打ちました。

今日のダルビッシュの投球を見ると、今年こそサイヤング賞をと期待してしまいます。 

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ARI 1, LAD 3 (May.17 @LAD)

アルバート・プホルスが、LAドジャースで初スタメン。4打数1安打で、1打点を挙げました。かつて所属したカージナルスも、エンゼルスも赤いユニフォームでしたので、ドジャースの青いユニフォームは少し違和感があります。プホルスは、ドジャースでポストシーズンに進出して、有終の美を飾れることを望んでるのではないでしょうか。頑張って欲しいです。

この日は、ドジャース先発のビューラーが7回を被安打1、無失点と好投しました。

8回に投手交代して1点を失い、2アウト1,3塁のピンチを迎えます。そこでクローザーのジャンセンに交代して、ターナーの好守備もあり、2対1とリードを守りました。8回裏にラックスがタイムリーヒットで追加点を挙げ、9回表は引き続きジャンセンが投げます。1アウト1,2塁とピンチを背負いますが、最後はダブルプレイでゲームセット。

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ジャンセンは、これで通算320セーブを挙げました。

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ゲリット・コール新記録 (May.17 @TEX)

先日MILブルワーズのバーンズが作った「四球なしで58奪三振」という記録を破り、NYヤンキースのコールが「四球なしで61奪三振」という記録を打ち立てました。

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バーンズの「無四球で58奪三振」は、開幕からの記録としては新記録です。

レスター、シュワーバーが古巣でスタンディングオベーション(May.17 @CHC)

試合はレスターが敗戦投手になったので割愛しますが、WASナショナルズのレスターとシュワーバーが昨年まで所属したシカゴ・カブスの本拠地・リグレーフィールドに登場し、スタンディングオベーションを受けました。

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大谷、逆転2ランホームラン【MLB2021】5月14日~16日(レギュラーシーズン)

今回は、5月14日~16日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

CLE 3, SEA 7 (May.14 @SEA)

SEAマリナーズは、期待のルーキー、ケレニックが2試合目の先発で、MLB初ヒット。その初ヒットが初ホームランで、この日は、4打数3安打3打点。

ハニガーが、7回裏にア・リーグトップタイの11本目のホームランを打ち、ダメ押し。ハニガーは、今年カムバック賞を受賞できそうです。

これまでハニガーとシーガー以外は、頼りない打線でしたが、 ケレニックの登場で、マリナーズ打線の得点力が上がる可能性は十分にあります。

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LAA 3, BOS 4 (May.14 @BOS)

6回表、LAエンゼルスの大谷がレフトのグリーンモンスターを超えるソロホームランを打ちました。これで、ア・リーグトップタイの11号ホームランです。

7回表にイグレシアスが二塁打で2点をあげ、エンゼルスが3対2とリード。しかし、エンゼルスはブルペン投手が頼りありません。BOSレッドソックスが7回裏、ダルベックの2ランホームランで4対3と逆転しました。 

9回は、クローザーのバーンズが、1イニングを3者三振に打ち取りゲームセット。

バーンズは、負けなしの9セーブ目。レッドソックスの打線はリーグトップクラスで、今年はブルペン投手が機能しているため、レッドソックスが東地区で首位をキープしています。そのブルペン投手陣の1人が澤村です。

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ATL 5,  MIL1 (May.15 @MIL)

MILブルワーズの先発はブレット・アンダーソン、ATLブレーブスの先発はイアン・アンダーソンと、同じ苗字のアンダーソン同士の対決でした。ブレーブスのアンダーソンが、6回までノーヒットに抑え、ノーヒットノーランを期待しましたが、7回に2安打打たれて降板しました。このピッチングがブレーブスに勝利をもたらしました。

フリーマンの250号ホームランも、勝利に花を添えました。

敗戦したブルワーズにも、光るプレーがありました。このタイミングしかないというタイミングで、外野の壁も利用して高くジャンプし、ホームランになる打球をもぎ取りました。

 ブルワーズはこの試合を終えて勝率5割に逆戻り。ブレーブスはこの試合を終えて19勝20敗と1つ負け越しています。ブレーブスは打線は良いので、チームが首位に立つためには、アンダーソンとイノア以外の先発の奮起が待たれます。

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LAA 6, BOS 5 (May.16 @BOS)

前々日に続き、LAエンゼルスを取り上げます。大谷選手の活躍が凄いので、エンゼルスを取り上げる機会が多くなります。残念なのはチームが弱いこと。何とかポストシーズン圏内に入って欲しいです。

さて、エンゼルス先発のキンタナを、5回裏にBOSレッドソックス打線が打ち崩しました。プラウェッキーがキンタナからホームランを打ち、中継ぎのスレッガーズに代わるも、レッドソックスは連打を続け、デバースが3ランホームランを放って、5対4とリードします。

珍しく、エンゼルスのブルペン投手がその後は何とかしのいで、4対5と1点ビハインドの状況で9回表を迎えます。 レッドソックスの投手は、8回途中から登板しているクローザーのバーンズ。2アウトからトラウトが、センター・ライト・セカンドの中間地点に落ちるポテンヒットで出塁し、大谷を打席に迎えます。この場面で、逆転の2ランホームランを打ち、9回裏をメイヤーズが抑え、6対5で勝利ました。あと1アウトで試合終了という絶対絶命の場面で、トラウト、大谷で試合をひっくり返すという、エンゼルスファン大興奮の展開でした。

この3連戦残念だったのは、澤村投手の登板がなく、澤村vs大谷の日本人対決が見れなかったことです。

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順位(5月16日時点) 

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズが、インターリーグのNYメッツに3連勝。オリオールズ以外の4チームが2ゲーム差の中にいる大混戦。

②中地区:CHIホワイトソックスの勢いは止まりません。2位のCLEインディアンスは、SEAマリナーズに3連敗し首位と2.5ゲーム差と少し差が開いてしまいました。2強3弱は確定しそうな雰囲気になってきました。

③西地区:SEAマリナーズがCLEインディアンスに3連勝し、21勝20敗と勝ち越し。アスレチックスとアストロズの2強に追いつきつつあります。

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ア・リーグ順位表 5/16時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツがインターリーグでTBレイズに3連敗しましたが、首位をキープ。インターリーグでは、TORブルージェイズが、ATLブレーブスに3連勝し、PHIフィリーズにも2勝1敗と勝ち越すなど、ナ・リーグ東地区とア・リーグ東地区の力の差を感じました。1位から5位まで3ゲーム差と大混戦の地区です。

②中地区:首位のSTLカージナルスがSDパドレスに3連敗したこともあり、中地区も1位から4位まで3ゲームの混戦となっています。

③西地区:3強、2弱にはっきり区分されています。カリフォルニア州の3チームの首位争いが楽しみです。

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ナ・リーグ順位表 5/16時点(MLB公式サイトより)

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