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【MLB2021】8月6日~8日(レギュラーシーズン)

8月6日~8日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

SF 1, MIL 2 (AUG.6 @MIL)

地区首位同士の対戦。トレードで新加入の選手の活躍が勝敗を決しました。

先に点を取ったのは、MILブルワーズで、2回裏にガルシアが、低めのボールを救い上げてホームランを打ち、1点を先制しました。

SFジャイアンツは、4回裏、センターのヤストレムスキーが、外野フェンスに体当たりしながら、頭上を抜けそうな当たりをファインプレー。ブルワーズに追加点を許しません。

そして6回表、SFジャイアンツのベルトがライトスタンドへ、ソロホームランを打ち、1対1の同点に追いつきました。

ブルワーズの先発投手バーンズが許した失点は、そのホームランによる1点だけで、7回を4安打5奪三振1失点に抑えました。

その後、両チームともブルペン投手が無失点に抑えて、10回表まで、1対1のまま試合が進みました。 試合を決めたのは、ブルワーズがブルージェイズからトレードで獲得したテレスで、レフト線へサヨナラヒットを打ち、ブルワーズが2対1で勝利しました。

両チームとも、ブルペン投手陣が強力です。ポストシーズンの前哨戦ともなる対決で、見ごたえがありました。

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TEX 1, OAK 4 (AUG.6 @OAK)

この試合も、トレードで新加入の選手の活躍が光った試合です。

OAKアスレチックスの先発バシットが7回を5安打8奪三振1失点の好投。

しかし、TEXレンジャーズもアスレチックスに1失点しか許さず、投手戦に。

アスレチックスのブルペン投手も、ロモ、トリビーノ 、カブスから移籍のチェイフィン、ペティットと繋ぎ、11回表まで失点を許さず、1対1と膠着状態。

11回裏、マーリンズから移籍のスターリング・マルテがサヨナラ3ランホームランを打ち、4対1でアスレチックスが勝利。

ポストシーズン進出を狙っているチームは、接戦になると勝利に対する意欲が違います。

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SEA 4, NYY 5 (AUG.7 @NYY)

ワイルドカード争いの一戦です。ミスが勝敗を決めました。

4対1とSEAマリナーズが3点リードで迎えた6回裏、NYヤンキースのオドーアが、マリナーズ先発のフレクセンから、低めの球を膝をついた状態で振りぬき、ライトスタンドギリギリに入るホームランで2点を返しました。

1アウト後、ヤンキースのトーレスがライトへフライを打ちあげますが、ライトのハニガーが、土に足を取られて捕球できず、エラーでランナーを3塁まで進めました。その後、代打のヒガシオカがレフトへエンタイトル二塁打を打ち、4対4の同点に追いつきました。

続くルメイユがヒットを打ち、1アウトランナー1,3塁となりました。その場面で、リゾがファーストゴロを打ち、ファーストのフランスはファーストベースを踏んで2アウトとしました。しかし3塁ランナーがいることを忘れ、2塁ランナーを追いかけている間に、3塁ランナーのヒガシオカがホームインし、5対4とヤンキースが勝ち越しました。これが決勝点となりました。

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7回から、ホルムズ、ロドリゲス、ロアイシガと継投し、ロアイシガが4セーブ目を挙げました。

チャップマンが故障者リスト入りしましたが、ロアイシガが代役をしっかりと果たしました。 マリナーズにとっては、6回の2つの手痛いミスが悔やまれます。

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SF 9, MIL 6 (AUG.7 @MIL)

9対6というスコアだけを見ると、打撃戦のようですが、9回までロースコアの投手戦でした。9回裏2アウトから試合が一気に動き出しました。

MILブルワーズが2対1と1点リードで、9回裏2アウト1塁の場面。SFジャイアンツの打者は、トミー・ラステラ。ラステラがライトへ大きなフライを打ちあげ、ゲームセットと思われましたが、ライトのガルシアがフラフラしながらボールの落下地点へ向かい、捕球できず、記録は三塁打となり、ジャイアンツが2対2の同点に追いつきました。ブルワーズの投手には不運な失点でした。

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2試合連続で延長戦となり、10回表にジャイアンツは3点を取りますが、ブルワーズも10回裏にウリアスとアダメスのホームランで3点をとり、5対5の同点に追いつきました。
11回表、ジャイアンツのベルトが、この日2本目のホームランを打つなどして4点を取り、9対5と大きく勝ち越しました。

11回裏は、クローザーのマギーが1点を取られたものの、9対6で勝利。 ブルペン投手陣の疲労が心配になるくらい、毎日登板しています。この試合は、9回裏のミスが勝敗を左右しました。

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AUG.7 大活躍の日本人選手

ダルビッシュ有 12奪三振

ダルビッシュ有が7イニングを4安打、無四球、12奪三振、2失点と、久しぶりの二桁奪三振。2対2の同点の状態で、7回で降板したため、勝利投手にはなれませんでしたが、チームは8回に4点をとって勝ち越し、6対2と勝利しました。ダルビッシュは、7月21日以来、勝ち星がついていませんので、次回の登板に期待したいです。

NYM 0, PHI 3 (AUG.8 @PHI)

ナ・リーグ東地区首位争いの一戦。PHIフィリーズがNYメッツに3連勝しました。

フィリーズは主力選手のホームランで得点を重ねました。まずは1回裏、セグラとリアルミュートがホームランを打ち、2対0に。6回裏には、ハーパーのソロホームランで、3対0とリードしました。

投げては、ウィーラーが古巣のメッツ相手に圧巻の投球。9回を2安打11奪三振で完封勝利。

フィリーズは、これで連勝を5に伸ばしました。メッツは、バエズがスイングの際に臀部を痛め、今後の出場が微妙になるなど、ケガ人が続出しています。

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BOS 8, TOR 9 (AUG.8 @TOR)

ワイルドカード争いの一戦です。終盤に逆転劇がありました。

7対2とBOSレッドソックスが5点リードで迎えた5回裏、TORブルージェイズのゲレーロJr.が2ランホームランで、7対4とし、反撃の狼煙を上げます。ゲレーロJr.はこれが35号ホームランで、大谷翔平に2本差に迫りました。

6回表、レッドソックスが1点を追加し、7回裏、今度はブルージェイズが2点を入れ、8対6とレッドソックスが2点リードという状況になりました。

8回裏、2アウト1,2塁の場面で、スプリンガーが、バーンズから3ランホームランを打ち、ついに9対8とブルージェイズが逆転しました。

9回表、ロマーノが2奪三振、無失点に抑えて、ブルージェイズが勝利しました。ブルージェイズはワイルドカード争いで負けられない試合が続きます。

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SF 5, MIL 4 (AUG.8 @MIL)

前々日、前日と延長戦だった地区首位どうしの対戦ですが、この日も1点差の攻防でした。

MILブルワーズ先発のアンダーソンが好投していましたが、6回表左ふくらはぎがつって降板してから、流れが変わりました。6回表、四球と犠牲フライで無安打でSFジャイアンツが1点を取り、3対2と追い上げ始めました。6回裏、ブルワーズはワイルドピッチで1点を追加し、4対2とします。

7回表、代打のベルトが2ランホームランを打ち、4対4の同点としました。ベルトは、ブルワーズとの3連戦で、毎試合ホームランの4ホームランと大活躍です。

試合を決めたのは、8回表、ラステラが二遊間にタイムリーヒットを打ち、5対4と勝ち越し。

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この日は接戦でも、登板過多となるのを避けるために、ロジャースとマギーは出さず、8回、9回の2イニングを、リッテルが抑えて勝利しました。ジャイアンツとブルワーズの3連戦は毎試合接戦で見応えがありました。ポストシーズンでの対戦が楽しみな両チームです。 

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順位(8月8日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:BOSレッドソックスが直近10試合を2勝8敗と調子を落とし、首位TBレイズとのゲーム差が4に広がりました。NYヤンキースとTORブルージェイズは、ワイルドカード争いで、それぞれ2.5、3.0ゲーム差と離されずについていっています。

②中地区:首位CHIホワイトソックスはカブスに3連勝し、2位との差を10.5ゲーム差と独走態勢としました。

③西地区:2位OAKアスレチックスがTEXレンジャーズに3連勝し、首位アストロズと2ゲーム差としました。トレードで獲得したマルテの活躍が目立ちます。

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ア・リーグ順位表 8/8時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:PHIフィリーズがNYメッツとの直接対決で3連勝し、ついに首位が入れ替わりました。2位ATLブレーブスは、首位と2ゲーム差ですが、得失点差ではリードしていますので、今後逆転の可能性があります。NYメッツは、デグロームやシンダーガードが戦列復帰しないと厳しいそうな状況です。

②中地区:MILブルワーズは、西地区首位SFジャイアンツ3連戦に負け越しましたが、首位をキープ。2位のCINレッズが5連勝で、首位と5ゲーム差、ワイルドカード争いでは2.5ゲーム差に詰め寄っています。

③西地区:上位3チームのハイレベルな争いが、非常に面白い地区です。この週末3連戦ではゲーム差に変化ありません。

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ナ・リーグ順位表 8/8時点(MLB公式サイトより)

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