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【MLB2022】菊池雄星 初勝利 & 大谷翔平 3勝目 5月2日~5月5日(レギュラーシーズン)

今回は、5月2日~5月5日の試合で、好ゲーム・好プレーを振り返ります。

目次

注目の試合

NYY 3, TOR 2 (May.2 @TOR)

ア・リーグ東地区の首位争いです。

2回裏、DHでの出場が多いスタントンが、この日はライトを守り、長打になりそうな当たりをジャンピングキャッチするファインプレイを見せました。

この日のヤンキースは、グレイバーDayと呼べるほど、グレイバー・トーレスの活躍が光った試合でした。

4回表、トーレスが2ランホームランを打ち、先制点をあげました。

4回裏、ビシェットの二塁打とチャップマンのヒットで、TORが2対2の同点に追いつきます。2対2の同点のまま最終回9回を迎えると、スタントンのヒットで代走に起用されたロカストロが二塁盗塁に成功。

その後、2アウトからトーレスがタイムリーヒットを打ち、3対2と1点リードしました。

9回裏をグリーンが抑えて、NYヤンキースの勝利。これで10連勝です。


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TB 10, OAK 7 (May.3 @OAK)

TBレイズが9回に逆転勝利した試合です。

1回裏、TBレイズの先発投手ヤーブローの制球が乱れ、押し出し四球の後、OAKのK.スミスに満塁ホームランを打たれて、1対5とTBが4点を追う展開となります。

この満塁ホームランの後、TBの選手は勝利を諦めずに好プレイを見せます。同じく1回裏、ライトのフィリップスが、ライト線に落ちそうな当たりをダイビングキャッチのファインプレイ。

直後の2回表、フィリップスが2ランホームランを打ち、3対5と反撃開始。

と思いきや、8回まで、両チームともに得点ができず、3対5のまま9回に。

9回表、キーマイヤーの代打で出たズニーノが2ランホームランを打ち、ついに5対5の同点に追いつきました。

これで勢いづいたTBは、延長10回表、ディアスの二塁打、マゴットの三塁打などで一挙に5点をあげ、10対5と大量リードしました。

10回裏に、OAKは2点をあげますが反撃はそこまで。10対7でTBレイズが勝利しました。非常に面白い試合でしたが、MLB TVで見ていると異常に観客が少ないのが判ります。試合後MLBのウェッブサイトで確認したところ、観客数が2,815人と、1万人を下回り、桁違いの少なさでした。


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NYY 1, TOR 2 (May.4 @TOR)

この日は、1点差の好ゲームがたくさんありましたが、中でもア・リーグ東地区首位争いのゲームに注目します。

TORブルージェイズの先発投手は菊池雄星。今季これまで白星なしと不調でしたが、この日はテンポよく投げていました。7回をギャロのソロホームランによる1点に抑えました。菊池はこの日の勝利が、今季初白星。

2回裏にチャップマンのソロホームランで先制。

その後、3回表にギャロのホームランで1対1の同点とされますが、すぐに3回裏、ゲレーロJr.のタイムリーヒットで、2対1と勝ち越します。

TORに有利な球審の判定にも助けられ、8回裏を終わって、TORが2対1とリード。

9回表は、クローザーのロマノが登板し、2安打と1四球で2アウト満塁のピンチとなるものの、最後の打者カイナーファレファを、サードゴロに打ち取ってゲームセット。

ロマノは早くも12セーブ目。チームは得失点差で7点も失点が多いですが、この日を終えて16勝10敗と6つ勝ち越し、首位NYYに2.5ゲーム差と善戦しています。


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NYM 8, PHI 7 (May.5 @PHI)

見事な9回表の逆転劇でした。NYMが1対7と6点ビハインドで迎えた9回表に、リンドーアの2ランホームラン、代打デービスのタイムリー二塁打、ニモのタイムリーヒットなどで7対7の同点に追いつくと、マルテの二塁打でついに8対7と6点差を逆転。

9回裏を、クローザーのディアスが3人で抑えて勝利。

過去25年間330試合、9回に6点差をひっくり返す試合はなかったそうです。いつも感心するのですが、こういうデータってどこから引っ張ってくるのでしょう。


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好守備

May.2 KC: M. テイラー

M.テイラーがホームランをもぎ取りました。外野壁に足でワンステップしてジャンプしてキャッチ。

May.3 LAA: A. ベラスケス

三遊間の深いゴロを、ベラスケスがダイビングして止め、一塁へ大遠投でアウトに。フレッチャーが故障者リストから戻ってきたので、ショートのポジションが危うくなりつつありますが、レギュラーポジション死守へ良いアピールになりました。

May.4 DET: バエス

股下からトスという、マジックのようなプレイ。

さらに、センター前へ抜けそうな当たりをダイビングでとめて、一塁へ送球しアウトに。

1試合で2つのファインプレイ

May.5 BAL: A. ヘイズ  バックホーム補殺

BALオリオールズのレフト、A. ヘイズが本塁へ好送球で、ランナーをタッチアウトに。ホームインすれば、2対2の同点となる場面で失点を防ぎ、1点のリードを守りました。これ以上ないほどドンピシャのタイミングの好送球でした。

好投

May.2 CWS: 先発シーズ & 抑えヘンドリックス

先発シーズが7回をわずか被安打1本、11奪三振、無失点。

中継ぎのグレーブマンが8回表を0点に抑えると、9回はクローザーのヘンドリックスが登板し、3人を全員三振に抑えて、LAエンゼルスを0封。4月は打たれることの多かったヘンドリックスですが完全に調子を取り戻したようです。

May.3 NYM: カラスコ 8回無失点

カラスコが、ダブルヘッダーの第2戦に先発。ダブルヘッダーで救援投手をあまり使用したくない状況の中、8回を無失点の好投で、チームの連勝に貢献しました。

May.4 STL: ウェインライト 7回被安打1

ウェインライトが、7回を被安打わずか1本に抑え、無失点の好投で3勝目。40歳という年齢を感じさせない見事な投球です。あと13勝で200勝ですが、ひょっとしたら今季達成するかもしれません。

May.5 LAA: 大谷翔平 3勝目

大谷が7回を投げて被安打6、11奪三振、無四球、無失点の好投で3勝目。打者としても3番打者として出場し、4打数2安打1打点。

好打

May.3 KC: ウィットJr. & オリバレス

今年の新人王有力候補の1人、ボビー・ウィットJr.がMLB初ホームラン

この試合1番打者に起用された、エドワード・オリバレスが自身初の1試合4安打の固め打ち。

KCロイヤルズは、この試合15安打7得点で、7対1でSTLカージナルスに快勝。

May.4 MIL: テレス 4安打・2本塁打・8打点

この日のテレスは大当たり。6打数4安打2本塁打8打点。

3回裏、満塁ホームラン

6回裏、2ランホームラン

8回裏、満塁の場面で、2本目の満塁ホームランかと思われましたが、わずかに届かず二塁打で2打点。

May.5 SD: マチャッド 1試合2本塁打

チームが2対1で勝利し、チームの挙げた2点は全てマチャドの本塁打によるもの。今季6号&7号ホームラン。今年は開幕から絶好調です。

最後に

May.3 HOU: ダスティ・ベイカー監督 2,000勝

HOUアストロズのベイカー監督が通算2,000勝を達成。黒人監督としては初の快挙で、歴代12人目の達成者です。

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