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【MLB 2022年 レビュー】シカゴ・カブス

今回は、74勝88敗でナ・リーグ中地区3位のシカゴ・カブスです。

2022年順位表

今年は鈴木誠也選手が入団し、注目していたチームですが、残念ながら2年連続で負け越しとなり、ポストシーズン進出も2年連続で逃しました。

2022年 ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、得点は9位、打率9位、出塁率10位、OPS10位と、チーム打撃はリーグ下位の成績でした。

CHIカブス 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Willson Contreras 30 113 416 65 101 22 55 4 .243 .349 .466 .815
1B Alfonso Rivas* 25 101 251 27 59 3 25 6 .235 .322 .307 .628
2B Nick Madrigal 25 59 209 19 52 0 7 3 .249 .305 .282 .588
SS Nico Hoerner 25 135 481 60 135 10 55 20 .281 .327 .410 .736
3B Patrick Wisdom 30 134 469 67 97 25 66 8 .207 .298 .426 .725
LF Ian Happ# 27 158 573 72 155 17 72 9 .271 .342 .440 .781
CF Christopher Morel 23 113 379 55 89 16 47 10 .235 .308 .433 .741
RF Seiya Suzuki 27 111 397 54 104 14 46 9 .262 .336 .433 .770
DH Franmil Reyes 26 48 175 19 41 5 19 0 .234 .301 .389 .689
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
CF Rafael Ortega* 31 118 316 35 76 7 35 12 .241 .331 .358 .688
C Yan Gomes 34 86 277 23 65 8 31 2 .235 .260 .365 .625
1B Frank Schwindel 30 75 271 23 62 8 36 0 .229 .277 .358 .635
UT P.J. Higgins 29 74 201 23 46 6 30 0 .229 .310 .383 .693
OF Nelson Velázquez 23 77 185 20 38 6 26 5 .205 .286 .373 .659
IF Zach McKinstry* 27 47 155 17 32 4 12 7 .206 .272 .361 .633
2B Jonathan Villar# 31 46 153 19 34 2 15 6 .222 .271 .327 .598
OF Jason Heyward* 32 48 137 15 28 1 10 1 .204 .278 .277 .556
IF David Bote 29 41 116 15 30 4 12 1 .259 .315 .431 .746
  Team Totals 28.0 162 5425 657 1293 159 620 111 .238 .311 .387 .698
  Rank in 15 NL teams     9 11 9 9   2 9 10 9 10
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

2021年シーズン途中にリゾ、ブライアント、バエス、が移籍した後、その穴を埋めることがまだできていないため、チーム打撃成績がリーグ下位に落ちてしましました。リゾの後釜として期待していたシュウィンデルは、75試合の出場にとどまり、本塁打はわずかに8本でした。また、ブライアントの抜けたサードをウィズダムが守り、25本塁打を打ちましたが、打率 .205という成績に終わりました。バエスの抜けたショートをニコ・ホーナーが守り、ホーナーは今季初めて規定打席数に達し、打率 .281、本塁打10本、盗塁20個と、特筆すべき成績ではないものの、走攻守全てで平均以上の成績を収め、今後の成長に期待が持てます。

ニコ・ホーナー↓↓↓

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注目していた広島カープから移籍の鈴木誠也は、ケガでフルシーズン活躍できなかったものの、打率 .262、OPS .770、14本塁打と、大リーグの野球に適応できることを示しました。来季はケガ無く、フルシーズンの活躍を期待したいです。

鈴木誠也↓↓↓

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投手成績

投手成績は防御率は10位、WHIPは11位、被打率は7位と、ナ・リーグ15チーム中、下位の成績でした。特に与四球数は、ナ・リーグのワースト4位とコントロールに難がありました。

CHIカブス 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Marcus Stroman 31 6 7 3.50 25 25 0 138.2 61 54 119 117 3.76 1.147
SP Justin Steele* 26 4 7 3.18 24 24 0 119.0 53 42 126 129 3.21 1.353
SP Keegan Thompson 27 10 5 3.76 29 17 1 115.0 54 48 108 109 4.40 1.270
SP Drew Smyly* 33 7 8 3.47 22 22 0 106.1 46 41 91 118 4.23 1.194
SP Adrian Sampson 30 4 5 3.11 21 19 0 104.1 40 36 73 132 3.79 1.227
SP Kyle Hendricks 32 4 6 4.80 16 16 0 84.1 45 45 66 86 4.82 1.292
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL David Robertson 37 3 0 2.23 36 0 14 40.1 10 10 51 185 3.51 1.041
RP Rowan Wick 29 4 7 4.22 64 0 9 64.0 37 30 69 98 4.19 1.688
RP Brandon Hughes* 26 2 3 3.12 57 0 8 57.2 22 20 68 132 4.64 1.092
RP Michael Rucker 28 3 1 3.95 41 0 0 54.2 25 24 50 104 4.28 1.280
RP Scott Effross 28 1 4 2.66 47 1 1 44.0 19 13 50 155 2.18 1.068
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Mark Leiter Jr. 31 2 7 3.99 35 4 3 67.2 32 30 73 103 4.30 1.138
  Mychal Givens 32 6 2 2.66 40 0 2 40.2 15 12 51 156 3.83 1.254
  Javier Assad 24 2 2 3.11 9 8 0 37.2 14 13 30 133 4.49 1.460
  Wade Miley* 35 2 2 3.16 9 8 0 37.0 20 13 28 131 3.95 1.216
  Matt Swarmer 28 2 3 5.03 11 5 0 34.0 26 19 36 82 7.35 1.559
  Hayden Wesneski 24 3 2 2.18 6 4 0 33.0 9 8 33 190 3.20 0.939
  Chris Martin 36 1 0 4.31 34 0 0 31.1 16 15 40 96 3.02 1.340
  Daniel Norris* 29 0 4 6.90 27 1 0 30.0 28 23 43 60 5.58 1.467
  Team Totals 29.3 74 88 4.00 162 162 44 1443.2 731 642 1383 103 4.33 1.304
  Rank in 15 NL teams   9 6 10     4 4 10 10 9      
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

先発投手陣で規定投球回数に達した選手が1人もいませんでしたが、ヘンドリックスを除いて5人が防御率3点台でした。中でも今年加入のマーカス・ストローマンは、勝ち星こそ6勝止まりでしたが、25試合先発し、12試合でクォリティースタートを記録するなど、安定した投球を見せてくれました。

マーカス・ストローマン↓↓↓

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ブルペン投手では、今年加入のデービッド・ロバートソンが完全復活。TDL前に、PHIフィリーズにトレードされましたが、36試合に登板し、防御率2.23、3勝0敗14セーブという成績で、トレードされるまでクローザーの役割を果たしました。

デービッド・ロバートソン↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前は、鈴木誠也選手が入団したこともあり、ひいき目に予想していました。野手では、期待していたファーストのシュウィンデルや、サードのウィズダムの成績が今ひとつでした。投手では、ベテランのヘンドリックス、レッズから入団したウェイド・マイリーが、期待外れの成績でした。先発投手は、ストローマン、ヘンドリックス、スマイリー、マイリーと名前だけをあげると、全員が二桁勝利をしそうなイメージですが、現実は甘くなく、この辺が私がこのチームを過大評価していたところです。

まとめ

チームは再建期ですので、若手の成長に期待したいです。野手では20代の長打力のある選手の台頭が期待されます。投手は、多くの救援投手をTDL前に放出したので、来季に向けて再建が必要です。

 

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