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【MLB 2022年 レビュー】サンフランシスコ・ジャイアンツ

今回は、81勝81敗で勝率5割、ナ・リーグ西地区3位のサンフランシスコ・ジャイアンツです。

2022年順位表

ナ・リーグ西地区では首位LAドジャースに30ゲーム差の3位でした。勝率5割を保っていても、首位に30ゲーム差もつけられてしまうほど、今年のナ・リーグ西地区は、LAドジャースが独走していました。

2022年 ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、得点は7位、打率12位、出塁率7位、長打率8位、OPS 8位と、チーム打撃成績は打率以外リーグの中ほどでした。

SFジャイアンツ 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Joey Bart 25 97 261 34 56 11 25 2 .215 .296 .364 .660
1B Brandon Belt* 34 78 254 25 54 8 23 1 .213 .326 .350 .676
2B Thairo Estrada 26 140 488 71 127 14 62 21 .260 .322 .402 .724
SS Brandon Crawford* 35 118 407 50 94 9 52 1 .231 .308 .344 .652
3B Evan Longoria 36 89 266 31 65 14 42 0 .244 .315 .451 .767
LF Joc Pederson* 30 134 380 57 104 23 70 3 .274 .353 .521 .874
CF Mike Yastrzemski* 31 148 485 73 104 17 57 5 .214 .305 .392 .697
RF Luis Gonzalez* 26 98 311 31 79 4 36 10 .254 .323 .360 .683
DH Tommy La Stella* 33 60 180 17 43 2 14 0 .239 .282 .350 .632
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
IF Wilmer Flores 30 151 525 72 120 19 71 0 .229 .316 .394 .710
CF Austin Slater 29 125 277 49 73 7 34 12 .264 .366 .408 .774
UT Darin Ruf 35 90 268 46 58 11 38 2 .216 .328 .373 .701
UT LaMonte Wade Jr.* 28 77 217 29 45 8 26 1 .207 .305 .359 .665
3B David Villar 25 52 156 21 36 9 24 0 .231 .331 .455 .787
C Austin Wynns 31 65 162 14 42 3 21 0 .259 .313 .358 .671
CI J.D. Davis 29 49 137 20 36 8 14 0 .263 .361 .496 .857
C Curt Casali 33 41 108 13 25 4 14 0 .231 .325 .370 .696
  Team Totals 30.1 162 5392 716 1261 183 683 64 .234 .315 .390 .705
  Rank in 15 NL teams     12 7 12 6   11 12 7 8 8
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Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

今年は、ウィルマー・フローレスが、ユーティリティプレーヤーとして存在感を発揮しました。一塁、二塁、三塁のポジションを満遍なく守り、チーム最多の151試合に出場し、NYメッツ在籍時の2015年以来初めて規定打席に到達しました。本塁打19本、71打点ともに自己最多です。

ウィルマー・フローレス↓↓↓

タイロ・エストラーダがセカンドに定着し、自身初めて規定打席に到達し、14本塁打、21盗塁を記録しました。

タイロ・エストラーダ↓↓↓

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投手成績

投手成績は、ナ・リーグ15チーム中防御率 7位・WHIP 9位、被打率 12位と、リーグ下位の成績となってしまいました。昨年はリーグトップクラスの成績でしたので、大幅ダウンです。捕手のポージーが引退したことは、打撃面だけでなく、投手力にも影響があったと言えます。

SFジャイアンツ 投手成績
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
1 SP Logan Webb 25 15 9 2.90 32 32 0 192.1 76 62 163 139 3.04 1.159
2 SP Carlos Rodon* 29 14 8 2.88 31 31 0 178.0 59 57 237 140 2.25 1.028
3 SP Alex Cobb 34 7 8 3.73 28 28 0 149.2 72 62 151 108 2.80 1.303
4 SP Alex Wood* 31 8 12 5.10 26 26 0 130.2 78 74 131 79 3.76 1.240
5 SP Jakob Junis 29 5 7 4.42 23 17 0 112.0 57 55 98 91 3.65 1.295
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
6 CL Camilo Doval 24 6 6 2.53 68 0 27 67.2 27 19 80 160 2.98 1.241
7 RP Tyler Rogers 31 3 4 3.57 68 0 0 75.2 34 30 49 113 3.44 1.269
8 RP John Brebbia 32 6 2 3.18 76 11 0 68.0 27 24 54 127 3.32 1.309
9 RP Jarlin Garcia* 29 1 4 3.74 58 0 1 65.0 34 27 56 108 4.27 1.200
10 RP Dominic Leone 30 4 5 4.01 55 0 3 49.1 24 22 52 101 4.05 1.601
Rk Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
11   Yunior Marte 27 1 1 5.44 39 0 0 48.0 32 29 44 74 4.38 1.438
12   Zack Littell 26 3 3 5.08 39 0 1 44.1 25 25 39 80 4.65 1.376
13   Sam Long* 26 1 3 3.61 28 6 1 42.1 23 17 33 112 5.07 1.252
14   Alex Young* 28 1 1 2.39 24 1 0 26.1 11 7 20 170 2.96 1.481
15   Sean Hjelle 25 1 2 5.76 8 0 0 25.0 19 16 28 71 3.51 1.640
16   Jake McGee* 35 1 2 7.17 24 0 3 21.1 18 17 11 57 4.14 1.547
    Team Totals 29.0 81 81 3.85 162 162 39 1433.0 697 613 1370 105 3.43 1.283
    Rank in 15 NL teams   8 8 7     10 9 9 6 10      
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Generated 10/18/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

投手では、先発投手のカルロス・ロドンローガン・ウェブの2人が規定投球回数に達し、それぞれ15勝・14勝をあげました。rWARも2人がチームの1,2番とチームに貢献しました。カルロス・ロドンは、ナ・リーグ2位の237奪三振を記録しました。

カルロス・ロドンローガン・ウェブ↓↓↓

今年は、前年と比較して救援投手の成績が下がりました。ドバル、ロジャース、ガルシア、レオンといった救援投手陣のメンバーは前年と変わらないのですが、昨年は、4人とも防御率1点台あるいは2点台で、WHIPも1.10未満でしたが、今年は4人ともWHIPが1.20を上回ってしましました。そんな中でも、カミロ・ドバルは、ジェイク・マギータイラー・ロジャースに代わってクローザーを務め、68試合登板し、6勝6敗27セーブ、防御率2.53という成績を収め、1年間役割を全うしました。

カミロ・ドバル↓↓↓

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開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前には、ポージーの引退で打力は低下すると予想しており、その通りの結果でした。しかし、投手は先発・救援ともに選手が揃っているので、リーグトップクラスの成績を残すと見込んでいましたが、リーグトップクラスだった昨年ほどの成績が残せませんでした。2位でポストシーズン進出すると予想していましたが、結果は3位で、ポストシーズン進出を逃してしまいました。

まとめ

ナ・リーグ西地区はLAドジャースが強すぎるため、他の4チームが地区優勝を狙うには、投打ともにリーグトップの成績をあげなければなりません。SFジャイアンツは、投手力は先発・救援ともにコマが揃っています。あとは長打力のある野手を獲得して、得点能力を増やすことが来季の課題だと思います。

 

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