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【MLB 2022年 レビュー】アトランタ・ブレーブス

今回は、101勝61敗でナ・リーグ東地区首位のアトランタ・ブレーブスです。

2022年順位表

ナ・リーグ東地区ではATLブレーブスとNYメッツが101勝61敗で同率でしたが、直接対決でATLが10勝9敗と勝ち越したため、ATLブレーブスが地区優勝となりました。首位を独走していたNYメッツを、シーズン最終版の9月に逆転するという劇的な1年でした。2018年から5年連続地区優勝という状況で、チームは正に黄金期にいます。しかしプレーオフでは、地区3位のPHIフィリーズに1勝3敗とディビジョンシリーズで敗退しました。

2022年 ナ・リーグ順位表

野手成績

チーム打撃成績を見ていきましょう。ナ・リーグ15チーム中、得点 2位、打率 4位、出塁率 5位、長打率 1位、OPS 2位と、チーム打撃はリーグ上位の成績でした。

ATLブレーブス 打撃成績
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C Travis d'Arnaud 33 107 396 61 106 18 60 0 .268 .319 .472 .791
1B Matt Olson* 28 162 616 86 148 34 103 0 .240 .325 .477 .802
2B Ozzie Albies# 25 64 247 36 61 8 35 3 .247 .294 .409 .703
SS Dansby Swanson 28 162 640 99 177 25 96 18 .277 .329 .447 .776
3B Austin Riley 25 159 615 90 168 38 93 2 .273 .349 .528 .878
LF Eddie Rosario* 30 80 250 27 53 5 24 3 .212 .259 .328 .587
CF Michael Harris* 21 114 414 75 123 19 64 20 .297 .339 .514 .853
RF Ronald Acuna Jr. 24 119 467 71 124 15 50 29 .266 .351 .413 .764
DH Marcell Ozuna 31 124 470 56 106 23 56 2 .226 .274 .413 .687
Pos Name Age G AB R H HR RBI SB BA OBP SLG OPS
C William Contreras 24 97 334 51 93 20 45 2 .278 .354 .506 .860
OF Adam Duvall 33 86 287 39 61 12 36 0 .213 .276 .401 .677
2B Orlando Arcia 27 67 209 25 51 9 30 0 .244 .316 .416 .733
OF Robbie Grossman# 32 46 138 16 30 5 22 3 .217 .306 .370 .675
2B Vaughn Grissom 21 41 141 24 41 5 18 5 .291 .353 .440 .792
  Team Totals 27.5 162 5509 789 1394 243 753 87 .253 .317 .443 .761
  Rank in 15 NL teams     3 2 4 1   9 4 5 1 2
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 10/19/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

チーム本塁打数がリーグトップで、二桁本塁打が9人も揃った迫力のある打線でした。フリーマンが抜けた一塁に、OAKアスレチックスからマット・オルソンを獲得し、34本塁打、103打点という成績で、しっかりとフリーマンの穴をカバーしました。

マット・オルソン↓↓↓

個人的にチームのMVPだと思う選手は、ショートのダンスビー・スワンソンです。ゴールドグラブ賞の守備に、25本塁打、18盗塁を記録し、全162試合にショートで出場するなど、賞賛するしかない活躍です。FA前に見事な成績を残しました。

ダンスビー・スワンソン↓↓↓

マイケル・ハリス2世は、MLB1年目で、OPS .853、19本塁打、20盗塁という成績を残し、ナ・リーグ新人王を獲得しました。長打と足も兼ね備えた選手で、まるでアクーニャJr.が2人いるようです。

マイケル・ハリス2世↓↓↓

捕手のウィリアム・コントレラスが、20本塁打を打つ活躍をしました。兄のCHIカブスのコントレラスのように、長打力が魅力の捕手に成長しました。しかし、オフのトレードでMILに移籍しました。

コントレラス兄弟↓↓↓

投手成績

投手成績は、防御率・自責点・被打率がナ・リーグ15チーム中2位、WHIPは3位と、リーグ上位の成績でした。

ATLブレーブス 投手成績
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
SP Max Fried* 28 14 7 2.48 30 30 0 185.1 55 51 170 164 2.70 1.014
SP Kyle Wright 26 21 5 3.19 30 30 0 180.1 67 64 174 127 3.58 1.159
SP Charlie Morton 38 9 6 4.34 31 31 0 172.0 85 83 205 94 4.26 1.233
SP Spencer Strider 23 11 5 2.67 31 20 0 131.2 42 39 202 153 1.83 0.995
SP Ian Anderson 24 10 6 5.00 22 22 0 111.2 63 62 97 81 4.25 1.513
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
CL Kenley Jansen 34 5 2 3.38 65 0 41 64.0 25 24 85 121 3.21 1.047
RP A.J. Minter* 28 5 4 2.06 75 0 5 70.0 21 16 94 198 2.13 0.914
RP Collin McHugh 35 3 2 2.60 58 0 0 69.1 20 20 75 157 2.71 0.938
RP Jesse Chavez 38 3 3 2.72 46 1 0 53.0 18 16 61 150 2.89 1.189
RP Dylan Lee* 27 5 1 2.13 46 0 0 50.2 16 12 59 192 2.66 0.987
Pos Name Age W L ERA G GS SV IP R ER SO ERA+ FIP WHIP
  Bryce Elder 23 2 4 3.17 10 9 0 54.0 19 19 47 129 3.78 1.241
  Jackson Stephens 28 3 3 3.69 39 1 2 53.2 32 22 47 111 3.54 1.342
  Jake Odorizzi 32 2 3 5.24 10 10 0 46.1 29 27 40 78 5.14 1.554
  Tyler Matzek* 31 4 2 3.50 42 0 1 43.2 21 17 36 117 4.49 1.260
  Will Smith* 32 0 1 4.38 41 0 5 37.0 25 18 41 94 5.22 1.514
  Raisel Iglesias 32 0 0 0.34 28 0 1 26.1 2 1 30 1203 1.52 0.835
  Darren O'Day 39 2 2 4.15 28 0 0 21.2 12 10 26 99 4.04 1.338
  Team Totals 29.5 101 61 3.46 162 162 55 1448.0 609 556 1554 118 3.46 1.191
  Rank in 15 NL teams   2 13 2     1 2 3 2 2      
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 10/19/2022.

(青字太文字:シーズン中に他球団から移籍してきた選手)

(赤字斜体字:シーズン中に他球団に移籍した選手)

先発ローテーションは、フリード、ライト、モートンの先発3本柱が、1年間ローテーションを守り、ライトは21勝で最多勝のタイトルを獲得しました。先発投手の中で際立った存在は、ルーキーのスペンサー・ストライダーです。131イニングの投球で202奪三振と奪三振率が極めて高い数値です。ポテンシャルの高さを感じさせる23歳です。

スペンサー・ストライダー↓↓↓

ブルペン投手も、安定した投球で、クローザーのケンリー・ジャンセンは、41セーブで最多セーブのタイトルを獲得し、中継ぎのミンター、マクヒュー、リーは、防御率2点台、WHIP 1.00未満と、得点も走者も最小限に抑えると投球をしました。

ケンリー・ジャンセン↓↓↓

開幕前予想と比較

開幕前の予想はこちら↓↓↓

mlbfan.hatenablog.com

開幕前の上記のブログでも、投打ともにリーグ上位の成績が期待でき、地区優勝を予想していました。結果は正にその通りになりました。

まとめ

2018年から5年連続地区優勝のATLブレーブスですが、2022年はNYメッツと同率首位と、連続優勝が危うい状況でしたが、何とか最後に優勝できました。かつて1991年から2005年まで14年連続地区優勝を記録した時代がありました。その時の記録を是非追いかけて欲しいです。スワンソン、デュバル、ジャンセンなど、FAの選手もいますが、若手の有望な選手が現れていますので、まだまだ連続優勝を狙える戦力を整えています。

 

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