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メジャーリーグ全30チームを網羅するように、メジャーリーグ移籍情報・順位予想・成績などをできるだけ公平な目線で書いています。

【MLB2023】TDL移籍情報 & 7月第4週 7月24日~30日

 今回は、2023年7月30日までのトレードデッドライン前の移籍情報と、7月24日~7月30日の1週間で活躍が目立った選手などを振り返ります。

目次

7月第4週 (Week 30)

ア・リーグ 

週間MVP (Player of the Week) 

LAエンゼルスから、大谷翔平選手が、投打にわたる活躍で選出されました。

大谷翔平 (LAA)

7月27日ダブルヘッダーのDETタイガース戦、第1試合は、先発投手として完封勝利。第2試合は、DHで2本塁打と、今までに見たことのない、本当に異次元の選手です。2本目の本塁打を打った後に、痛そうに腰を手で押さえていたのが気になりましたが、先発完投した同日に、2本も本塁打を打てば、故障が発生しても仕方ないと思ってしまいます。

ボビー・ウィットJr. (KC)

MINツインズ戦2試合で8安打、2本塁打、9打点の活躍で、地区首位のMINに連勝。

ジェイク・バーガー (CWS)

3試合連続の本塁打を含む、1週間で4本塁打の固め打ち。

ナ・リーグ 

週間MVP (Player of the Week)  

今週4本塁打を打ったNYメッツのピート・アロンソ選手が選出されました。

ピート・アロンソ(NYM)

7月25日のNYY戦で1試合2本塁打5打点、7月28日のWAS戦でも、1試合2本塁打5打点の活躍。本塁打王を狙うべく、シーズン30号に到達。

ラーズ・ヌートバー(STL)

WBCの活躍で、日本での知名度が一気に上がったヌートバーですが、今年はケガに悩まされました。本拠地のCHIカブス戦で、1試合2本塁打の活躍。チームの総得点がヌートバーのソロ本塁打2本による2得点にとどまり、残念ながら敗戦。

移籍情報

トレードデッドラインに向けて移籍が活発になってきました。買い手側のチームとしては、TEXレンジャーズが、優勝に向けた気合を感じる補強をしました。売り手側のチームとしては、シカゴ・ホワイトソックスが、多くの主力選手を放出し、来年以降にかける姿勢を明確にしています。

ルーカス・ジオリト & レイナルド・ロペス (CWS ⇒LAA)

先発のジオリトと、中継ぎのロペスの2人をCHIホワイトソックスから獲得したLAエンゼルスは、このトレードで、ワイルドカードの座を狙う姿勢が明確になりました。大谷選手のMVP獲得とポストシーズン進出が重なれば、来年以降の大谷選手残留の期待が大きくなるので、しっかりと補強して、ポストシーズンを果たしてほしいです。

ランス・リン & ジョー・ケリー (CWS ⇒LAD)

先発のリンと、中継ぎのケリーの2人がLAドジャースにトレード。ケリーは古巣復帰です。優勝争いやポストシーズンの重要な場面でカギとなる中継ぎ投手をLAドジャースは獲得しました。また先発投手の補強としては、シンダーガードをCLEに放出して、CWSからリンを獲得した形となりました。今年のリンは防御率こそ6点を超えていますが、毎試合6イニング程度をきちんと投げており、先発ローテーション4・5番手としては、シンダーガードより信頼できる投球をするでしょう。

ケンドール・グレーブマン (CWS ⇒HOU)

グレーブマンも古巣復帰です。優勝争いとポストシーズンに欠かせない、リリーフ投手をHOUは補強しました。

キケ・ヘルナンデス(BOS ⇒LAD)

ヘルナンデスは古巣LADにトレード。

カルロス・サンタナ(PIT⇒MIL)

37歳のサンタナがMILへトレード。MILブルワーズは、手薄なファーストとDHを補強しました。サンタナの選球眼と長打力は健在で、CLEとSEAでポストシーズンの経験も豊富なベテランです。

デービッド・ロバートソン(NYM⇒MIA)

このトレードでNYMは、ポストシーズン進出を諦めて売り手に回ったことが明確になりました。クローザーのロバートソンは、来季エドウィン・ディアスが復帰するNYMにとって、一番放出しやすい選手だったかもしれません。これでMIAマーリンズは、ポストシーズンに向けて安定したクローザーを確保しました。

ディラン・フローロ (MIA ⇔ MIN) ホルヘ・ロペス

MIAマーリンズは中継ぎのフローロを、MINツインズの同じく中継ぎ投手のロペスとトレードしました。今年は若干不調な両投手同士の交換ですので、どちらの投手にも新チームで挽回してほしいトレードです。

アーメド・ロサリオ (CLE ⇔ LAD) ノア・シンダーガード

CLEは先発ローテーション投手が故障がちで、先発投手が必要でした。LADは内野手に低打率の選手ばかりがそろっているため、コンタクト率の高い打者を求めていました。その両方の思惑が合致したトレードです。CLEは若手内野手の成長が見込まれるため、ロサリオを放出しやすく、LADはランス・リンを獲得したので、先発ローテーションのシンダーガードを放出することが可能となりました。お互いにメリットのあるトレードのように感じます。

マックス・シャーザー(NYM⇒TEX)

TEXレンジャーズは優勝に欠かせない先発投手を獲得しました。ポストシーズンの経験豊富なベテランで、しかも2024年もTEXと契約が残るので、デグロームがTJ手術で抜けた先発ローテーションの穴を、2024年も埋めてくれる意義のある補強です。

ジョーダン・モンゴメリー & クリス・ストラットン(STL⇒TEX)

TEXは先発左腕のモンゴメリーと、救援投手のストラットンを獲得しました。少し前にKCから獲得したチャップマンと、NYMから獲得したシャーザーを合わせて、先発投手2人と救援投手2人を獲得し、投手力がかなり強化されました。得点能力リーグトップのTEXが、これだけ投手を補強したので、ワールドシリーズ優勝を真剣に狙っていることが伝わってきます。

ジョーダン・ヒックス(STL⇒TOR)

クローザーのロマーノが7月29日に故障者リスト入りしましたが、その補強のために、ピッタリの選手を獲得しました。

CJ・クロン & ランダル・グリチャック(COL⇒LAA)

トラウト、レンドン、ウォード、ウルシェラと主力野手の故障者続出のLAAですが、攻撃力アップを図り、COLからクロンとグリチャックの2人を獲得しました。

順位表

ア・リーグ

7月30日づけ、地区別順位表です。東地区はBALが単独首位、最下位がNYY。NYYは最下位とは言え、勝率5割を超えてワイルドカードも射程圏内です。中地区は首位MINと2位CLEが0.5ゲーム差。しかし2位のCLEは勝率5割。首位のMINですら東地区最下位のNYYよりも勝率が低い状況です。西地区は首位TEXと2位HOUは0.5ゲーム差と接戦。3位LAA、4位SEAまでワイルドカードが射程圏内です。

ア・リーグ 順位表 2023.7.30 MLB公式サイトより

ナ・リーグ

東地区はATLが独走態勢。中地区はCINが再び首位で、2位MILと接戦の首位争い。西地区はLADが2位SFに2ゲーム差。ナ・リーグのワイルドカード争いはCHIカブスやSDパドレスも射程圏内といえ、東地区のPHI, MIA、中地区のMIL, CHC、西地区の SF, ARI, SGと、3つの座を7チームが争う混戦です。

ナ・リーグ 順位表 2023.7.30 MLB公式サイトより

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