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有原メジャー初勝利・ロドン、ノーヒッター【MLB2021】4月12日~15日(レギュラーシーズン)

今回は、4月12日~15日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目のシリーズ

NYY vs TOR  @TOR 3連戦 

シーズン開幕前は、NYヤンキースとTORブルージェイズが、ア・リーグ東地区の首位争いをすると予想されていました。その2チームの対決なので、注目のシリーズとしてピックアップしました。

3連戦の結果は、ブルージェイズの2勝、ヤンキースの1勝でした

第1戦は、ヤンキースのエース、コールが先発し、ヤンキースが3対1で勝利。

第2戦は、ブルージェイズのエース、リュウが先発し、ブルージェイズが7対3で勝利。

両エースが、1勝1敗と分かち合いました。

そして、第3戦は、ヤンキースのジャッジが2本塁打。ブルージェイズのビシェットも2本塁打と主砲が活躍しました。そのビシェットの2本目のホームランが、サヨナラホームランで、ブルージェイズが5対4で勝利。

開幕からスプリンガー、イェーツ、ピアソン、レイが離脱し、テオスカー・ヘルナンデスがコロナ陽性で故障者リスト入りと、故障者続出のブルージェイズですが、勝率5割を保っていて善戦しています。ア・リーグ東地区は、レッドソックスが独走しています。来週はそのレッドソックスと、故障者続出のブルージェイズが2試合対戦します。どうなるでしょうか。

CLE vs CWS  @CWS 4連戦 

先発投手が強力なCLEインディアンスとブルペンが強力なCHIホワイトソックスの4連戦です。ア・リーグ中地区は、MINツインズを含めた三つ巴になると予想されているので、この4連戦を注目のシリーズとしてピックアップしました。
4連戦の結果は、2勝2敗と五分五分の対戦でしたが、ホワイトソックスの先発投手陣が光った4連戦でした。

第1戦は、ホワイトソックスの先発カイケル降板後、ブルペン投手3人が無失点に抑えて、3対3の同点のまま9回を迎えます。

最後は、インディアンスの一塁手チャンのエラーで、ホワイトソックスがサヨナラ勝ち。

第2戦は、両チームのエース同士の投げ合い。ビーバーとジオリトが互いに譲らず、ビーバーは9回まで投げ、ブルペン投手が強力なホワイトソックスは8回から救援投手が登板し、9回を終えて0対0の同点。延長10回表、ノーアウトランナー二塁から始まり、クロシェが2安打を打たれ敗戦投手に。防御率は0点なのに、今季早くも2敗目。延長戦をノーアウトランナー二塁からスタートするというルールは、ブルペン投手にはちょっと酷ですね。それにしても、9回までは、見事な投手戦でした。

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第3戦は、ロドンのノーヒットノーランで、ホワイトソックスが8対0で勝利。 9回1アウトでペレスへ死球を当てて、惜しくも完全試合を逃してしまいました。今季2人目のノーヒットノーラン。

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第4戦は、インディアンスの先発シバーレが5回を1失点に抑え、6回表に主砲ラミレスが2ランホームラン。その後、ブルペン投手陣が、ホワイトソックスの反撃を1点に抑えて勝利しました。インディアンスのブルペンは、カリンチャックがまだ防御率0点、今年クローザーとして3セーブを挙げているクラセも防御率0点と、ブルペン投手陣が健闘しています。

注目の試合

SD 6, PIT 2 (Apr.12 @PIT)

ダルビッシュが今季初勝利を挙げました。

先発のダルビッシュが7回、被安打3、6奪三振、1失点の好投。

打撃では、マイヤーズが5打数3安打5打点の活躍。

守備では、レフトのプロファーがダイビングキャッチ。

パドレスは先発投手が揃っているチームで、先発投手は期待通りの活躍をしています。ブルペン投手陣が若干懸念されましたが、マランソンがクローザーに定着し、ブルペンは期待以上の活躍です。打撃陣では、主力打者のタティスJr.が故障者リスト入りしているのが痛いです。代わりに出場している韓国プロから加入したハソン・キムでは、打撃、守備ともにタティスJr.に見劣りします。タティスJr.の復帰までは、投手陣の踏ん張りが肝になります。 

PHI 3, NYM 4 (Apr.13 @NYM)

ダブルヘッダーの第1戦。PHIフィリーズの抑え投手のネリスが、6試合目にして初失点。それがサヨナラ負けに繋がりました。ダブルヘッダーなので7回が最終回のため、延長戦に入った8回裏、ノーアウトランナー2塁からスタートし、シングルヒット3本と1四球を与え、2点を奪われ、ネリスは敗戦投手となりました。FA移籍のビヤーがサヨナラヒット。フィリーズのジョー・ジラルディ監督は、ネリスを酷使しすぎです。

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TEX 5, TB 1 (Apr.14 @TB)

TEXレンジャーズの有原が先発登板し、TBレイズの筒香が7番DHで出場という日本人対決がありました。筒香は、有原からはヒットが出なかったものの、7回にサードへの内野安打を放ち、4打数1安打。今季はこの日までで、打率.158、長打は二塁打1本のみ、出塁率.220と低迷しています。チョイが故障から復帰する前に調子を取り戻してほしいです。

一方、有原はMLB初勝利👏。5回2/3を被安打3、5奪三振、無四球、無失点に抑えました。この日までの防御率も3.07と好成績を収めており、先発ローテーションの一角をきっちり守っています。プロ入り初めての中4日での先発だったそうです。

MIA 6, ATL 7 (Apr.15 @ATL)

逆転に次ぐ逆転と、シーソーゲームで、9回表にMIAマーリンズが6対5と逆転すると、9回裏にATLブレーブスが7対6と逆転しサヨナラ勝ち。両チームのブルペン投手陣が不安定な側面もありますが、長打力のある打撃陣がゲームを面白くさせています。中でも、ブレーブスのパブロ・サンドバルは、今季代打出場だけで3本のホームランと、予想以上の活躍をしています。

順位(4月15日時点)

アメリカンリーグは、各地区で首位から大きく脱落したチームは見受けられません。特に中・西地区は全チームが首位から2ゲーム差以内と接戦になっています。中でも西地区のアスレチックスが5連勝して、開幕6連敗のダメージを挽回したことが大きいです。東地区のレッドソックの連勝は9で止まりましたが、2位のブルージェイズを3ゲーム差と離し、独走態勢に入りつつあります。ですので、4月20、21日のレッドソックスvsブルージェイズ2連戦は注目のシリーズです。

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ア・リーグ順位表 4/15時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグは、東・中地区は、混戦状態になっていて面白い展開です。西地区は、既にドジャースが独走しそうな勢いで、ジャイアンツ、パドレスの2チームがそれを追いかけ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズが2弱となっています。ジャイアンツ以外は、予想通りの展開で、ドジャースが独走しすぎるとリーグ戦の面白みが半減してしまいますので、16日~18日のパドレスVSドジャース3連戦では、パドレスに何とか勝ち越してもらって、独走は阻止して欲しいです。

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ナ・リーグ順位表 4/15時点(MLB公式サイトより)

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