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大谷、菊池好投【MLB2021】5月11日~13日(レギュラーシーズン)

今回は、5月11日~13日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

SEA 4, LAD 6 (May.11 @LAD)

LAドジャースの先発投手ビューラーから、SEAマリナーズのハニガーが2本塁打を打ち、シーガーが1本塁打を打ちました。ハニガーの2本目の本塁打↓↓↓

マリナーズの先発投手は菊池雄星。菊池が6回1/3を11奪三振と力強い投球を見せ、3失点したものの、4対3とリードして、勝ち投手の権利を持って降板します。

そして8回裏に試合が動きます。マリナーズが4対3と1点リードの場面、7回裏から登板しているマリナーズのモンテロが、8回裏、簡単に2アウトを取りますが、ヒットと死球で2アウト1,2塁とし、ドジャースのラックスに3ランホームランを打たれ、6対4と逆転されます。 

この場面で逆転のホームランを打てば、こういう顔になります↓↓↓

9回は、クローザーのジャンセンが3人で抑え、6セーブ目を挙げました。 

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LAA 1, HOU 5 (May.11 @HOU)

HOUアストロズの先発投手はマッカラーズ。8回9奪三振1失点と好投を見せます。失点は8回表のウォードのソロホームランのみ。

対するLAエンゼルスの大谷翔平も見事な投球。7回を11奪三振で、タッカーのソロホームランによる1失点に抑えます。

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1対1の同点で迎えた8回の裏に、アストロズ打線がエンゼルス中継ぎのスレガーズ、クラウディオを打ち崩します。最後はグリエルの3ランホームランで試合が決まりました。

大谷は先発で7回を1失点と好投し、打者としても4打数1安打、投手降板後の8回裏からライトを守り、獅子奮迅の活躍でしたが、残念ながらチームは敗戦となってしまいました。

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BAL 2, NYM 3 (May.11 @NYM)

5月11日は面白いゲームがいくつもありました。もう1試合、BALオリオールズ対NYメッツ戦を取り上げます。

オリオールズの先発投手は、前回ノーヒットノーランのミーンズです。初回、先頭打者のマクニールにヒットを打たれ、ノーヒットは止まりますが、この日ミーンズは6回を無失点に抑えます。

2対1とオリオールズの1点リードで、9回裏を迎えます。先頭打者のピラーがレフトポール際にホームランと思われる打球を打ちますが、ファールの判定に。こういう場合大抵凡退するのですが、打席に入りなおしたピラーは、サードに強いゴロを放ち、レフト前に抜けてヒットで出塁します。ビヤーもヒットで続き、ノーアウト1,2塁に。マッキャンが三振で1アウト。スミスがセンター前にヒットを打ち、2対2の同点となり、ビヤーは送球が逸れる間に三塁まで到達し、1アウト1,3塁になりました。

続く代打マゼイカがファーストゴロを打ちます。フィルダースチョイスで、三塁ランナーのビヤーがホームインしサヨナラ勝ち。その前の三塁に到達する走塁といい、このホームインの走塁といい、ビヤーは随所に1つでも先の塁を狙うという姿勢を貫き、チームの勝利に大きく貢献しています。

ルーキーのマゼイカは、先週も投手前のボテボテのゴロでサヨナラ勝ちを演出し、2回目のサヨナラ打。満塁で押し出しの四球を選んだこともあり、ヒットは1本も打っていませんが、既に3打点を挙げています。これでメッツは6連勝で、ナ・リーグ東地区で2位のフィリーズに1ゲーム差の首位です。

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NYY 1, TB 0 (May.12 @TB)

NYヤンキースの先発コールが8回を12奪三振無失点に抑え、9回裏はチャップマンが3人でキッチリと締め、1対0で勝利しました。

コールは、この試合で通算1500奪三振を記録し、212試合目での到達は、ランディ・ジョンソンに次いで2番目に早い記録です。

クローザーのチャップマンは、例年以上に抜群の安定感があります。この試合までに15試合、15イニングを投げて、未だに自責点0で防御率0.00です。許したランナーもヒット4本と四球5つのみで、本塁打は打たれていません。WHIPは0.60です。キャリア最高の数字を残しそうな勢いです。

ア・リーグ東地区首位のレッドソックスに1ゲーム差の2位にまで浮上し、開幕当初は負け越していましたが、いよいよヤンキースの本来の力が出てきた感じです。 

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MIA 3, ARI 2 (May.12 @ARI)

この日のMIAマーリンズの先発投手は、ポティートで、MLB初登板・初先発でした。5回を2失点に抑え、試合を作りました。

打線は、初回にアギラルが 2ランホームランで先制します。

2回には、レオン捕手の今季1号ソロホームランで追加点を挙げます。

9回は、クローザーのガルシアが登板し、1アウト1塁の場面で、鋭いライナーをファーストのアギラルがキャッチし、1塁ランナーは戻れず、ダブルプレイでゲームセット。

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MIAマーリンズは、開幕当初、バスをクローザーに起用して、逆転負けを幾度も喫していました。 バスを中継ぎにまわし、ガルシアをクローザーに起用するようになってから、このような僅差の試合を勝てるようになってきました。ガルシアはこの試合で、6セーブ目を挙げました。チームは4位で、まだ負け越していますが、得失点差が10点あり、ナ・リーグ東地区首位のメッツより多いくらいなので、ブルペン投手が安定してきたおり、これから順位を上げていきそうな予感がします。

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STL 2, MIL 0 (May.13 @MIL)

ナ・リーグ中地区の首位争いの試合です。STLカージナルスの先発フラハーティと、MILブルワーズの先発バーンズの投げ合い。バーンズは初回に、アレナドのタイムリーヒットで1点を失いますが、5回を投げて9奪三振、1失点と好投します。開幕からずっと無四球を続けていましたが、ついに5回2アウトからエドマンを四球で歩かせてしまいました。開幕から無四球で58奪三振を奪い、これはMLB新記録です。

一方、カージナルスの先発フラハーティは、6回を6奪三振、無失点に抑えます。

その後、ガジェゴス、カブレラと繋ぎ、 最後はレイエスが抑え、2対0で勝利しました。

昨年はクローザーを固定できませんでしたが、今年はレイエスが18試合に投げて、自責点はわずかに1点で、負けなしの11セーブと、クローザーを固定できたのは、チームが首位にいる1つの要因です。

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MIN 2, CWS 4 (May.13 @CWS)

CHIホワイトソックスの先発リンが5回を1失点、クローザーのヘンドリックスは、8回1アウトから登板し、無失点で試合を締めました。この2人の好投は、ハミルトンの2つのファインプレーがあったからこそです。

ホワイトソックスは、KCロイヤルズに3連勝スイープ、MINツインズに3連勝スイープ、合わせて6連勝し、ア・リーグ中地区の首位をガッチリキープしました。

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順位(5月13日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TORブルージェイズが、インターリーグのATLブレーブスに3連勝し、2位に浮上しました。オリオールズ以外の4チームの争いとなっています。

②中地区:ホワイトソックスの勢いが止まりません。得失点差が両リーグトップと、本来の力を発揮しています。CLEインディアンスとの2強になっています。MINツインズが予想外に負け越しています。

③西地区:2強、3弱に分かれてき始めました。トラウト、大谷という稀代のスーパースターのいるエンゼルスが最下位なのが残念です。

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ア・リーグ順位表 5/13時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツが7連勝で首位をキープ。メッツは、デグロムの怪我次第で状況が変わってきます。5月メッツはATLブレーブスと6試合あり、2位のPHIフィリーズはMIAマーリンズと7試合あります。この結果如何で、上位と下位が離れるか、混戦になるかの分かれ道です。

②中地区:先発、ブルペンとも安定している、STLカージナルスとMILブルワーズの首位争いがしばらく続きそうです。

③西地区:3強、2弱に分かれてきました。特にSFジャイアンツは下馬評を覆し、首位をキープしています。

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ナ・リーグ順位表 5/13時点(MLB公式サイトより)

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