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大谷2勝目&16号本塁打【MLB2021】6月3日~6月6日(レギュラーシーズン)

今回は、6月3日~6日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。

目次

注目の試合

NYM 3, SD 4 (JUN.3 @SD)

SDパドレスのダルビッシュ有が先発した試合を取り上げます。この日は6回表にNYメッツのマッキャンに2ランホームランを打たれましたが、それ以外は危なげない投球で勝利投手に。これで6勝1敗。ハーラーダービートップのSTLカージナルスのフラハーティと2勝差。そのフラハーティは、10日間の故障者リスト入りしています。つまり、最多勝を狙える位置にいます。

野手では、タティスJr.が、打撃でも足でも魅せてくれました。まずはセンター深いところに先制の2ランホームラン。

ウォーカーのワイルドピッチで、わずかにキャッチャーが逸らした瞬間を見逃さず、タティスJr.がサードからホームイン。

今年のパドレスの強さを支えているのは、クローザーのマランソンの活躍も大きいです。ハソン・キムのダブルプレイもあり、マランソンは、この日リーグトップの18セーブ目。 

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NYM 0, SD 2 (JUN.4 @SD)

この日もSDパドレス投手陣の凄さがわかる試合でした。初回にパドレスのマチャッドがソロホームランで1点を先制。

試合は1対0のまま、パドレス先発のスネルが6回までノーヒットに抑えます。7回にリンドーアにレフト前ヒットを打たれ、それをファムが逸らして、ノーアウト三塁というピンチを迎えます。スネルは後続の打者3人を難なく抑えてリードを守ります。7回を10奪三振、無失点。

最後は、この日もマランソンが2安打を打たれるものの、3つのアウトを全て三振で奪い、19セーブ目。これでパドレスは、ホームの試合で12連勝です。

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SEA 2, LAA 3 (JUN.4 @LAA)

LAエンゼルスの大谷翔平の先発試合を取り上げます。この日は直球とSFFが冴えわたり、6回を10奪三振。

大谷は2点を奪われますが、エンゼルスは、アップトンの2ランホームランと、ロハスのソロホームランで3対2と逆転します。

しかし、8回裏に登板したマイヤーズがノーアウト満塁のピンチを作ります。いつものエンゼルスの負けパターンの予感がしましたが、ここで、クローザーのイグレシアスが登板します。ハニガーを内野フライ、シーガーとフランスを連続三振に打ち取り、無失点でピンチを切り抜けます。9回も登板し、2個の三振を奪い、10セーブ目を挙げました。

この試合の殊勲選手は、このイグレシアスでしょう。このセーブがあったからこそ、大谷も2勝目を挙げられました。

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ARI 1, MIL 5 (JUN.4 @MIL)

MILブルワーズの先発ペラルタの投球と、セカンドのウリアスの守備が光った試合でした。

7回表、ペラルタがノーヒットを継続している時に、ウリアスがダイビングキャッチで、センター前に抜ける当たりをアウトにした守備は、大ファインプレーでした。

ペラルタは、7回1アウトで、ARIダイヤモンドバックスのニック・アーメドにレフト前ヒットを打たれるまで、ノーヒットに抑える投球で、降板時にスタンディングオベーションが起きました。

この勝利で、ブルワーズは、ナ・リーグ中地区2位に順位を上げ、首位のカブスと1ゲーム差に迫ってきました。

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澤村好投 (JUN.4 @NYY)

BOSレッドソックスの澤村拓一が、ヤンキース戦に初登板。 2イニングを投げて、5奪三振、無失点の好投。

今年初めてMLBに挑戦して、この試合を終えて、21試合、22回2/3を投げて、1勝0敗、4つのホールド、防御率は2.78。 奪三振はイニング数を超える31個を記録しています。中継ぎ投手として、十分すぎる活躍ぶりです。シーズン終了までケガなく活躍して欲しいです。

CIN 5, STL 2 (JUN.5 @STL)

打撃好調のCINレッズを取り上げます。レッズは、ルーキーのインディアのソロホームラン、スアレスの2ランホームランなどで、5対2でSTLカージナルスに勝ちました。今年のレッズは打線が好調です。中でもカステヤーノスは、連続ヒットを21試合に伸ばしました。

レッズの外野手の打撃が好調なこともあり、秋山翔吾の出番がなかなかありません。この日は途中出場の秋山が守備で魅せてくれました。9回2アウト2,3塁の場面で、センター前の当たりをスライディングキャッチで、ゲームセット。

連続ヒット中のカステヤーノスは、この日時点で打率.368とナ・リーグ首位打者。2位もレッズのウィンカーで打率.342。今年のレッズは、去年と打って変わって打撃好調です。

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SEA 5, LAA 12 (JUN.5 @LAA)

SEAマリナーズは先発が菊池雄星。LAAエンゼルスの2番DH大谷翔平とは、花巻東高校の先輩・後輩対決。1打席目は大谷がホームラン。2打席目は菊池が三振を奪いました。第1打席のホームランが今季16号で、トップのゲレーロJr.に2本差。

菊池は、5回まで8奪三振を奪い、ソロホームラン2本の2失点に抑えるなど、まずまずの投球でした。しかし、5回にフレッチャーの当たりが、菊池の膝を直撃し、しばらく立ち上がれず、トレーナーに抱えられながら降板しました。打撲ということですが、少し心配です。

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CIN 8, STL 7 (JUN.6 @STL)

CINレッズが、STLカージナルスに4連勝スイープ。カステヤーノスの連続試合ヒットは21試合でストップしましたが、この日はウィンカーが今季2回目の1試合3本塁打と大当たり。3本目が17号ホームランで、ウィンカーは、ナ・リーグの本塁打トップに並びました。

3回までレッズが7対0でリードしていましたが、カージナルスがオニールのホームランや、アレナドのヒットなどで、7対7の同点に追いつきました。9回表にウィンカーの3本目のホームランで、レッズが8対7と逆転し、勝利しました。 

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CHC 4, SF 3 (JUN.6 @SF)

CHIカブスのウィズダムが、この日も大活躍でした。1対3と2点ビハインドの4回表に、ウィズダムがこの日2本目のホームランで、3対3の同点に追いつきます。ウィズダムは直近7試合で6本塁打と絶好調です。29歳の遅咲きの選手なので、このまま調子を保って欲しいです。

5回にフィルダースチョイスで1点を勝ち越して4対3。9回裏1点リードのまま、キンブレルが登板します。SFジャイアンツの先頭打者デュボーンが、レフトへ大きな当たりを放ちます。同点と思われましたが、レフトのブライアントがジャンプ一番好捕しました。

キンブレルは、その後の打者を連続三振に打ち取り、ゲームセット。 カブスは4連敗を免れました。

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順位(6月6日時点)

アメリカンリーグ:

①東地区:TBレイズと、BOSレッドソックスの1,2位グループが、TORブルージェイズとNYヤンキースの3,4位グループを、徐々に引き離しつつあります。

②中地区:CHIホワイトソックスが、2位CLEインディアンスに4ゲーム差とだんだん差が開き始めています。

③西地区:あまり順位に変動はなく、最下位のTEXレンジャーズは負けが込んでます。

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ア・リーグ順位表 6/6時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:NYメッツは、野手に故障者も多いですが、強豪のSDパドレスとも互角に戦い、東地区唯一の勝ち越しチームで1位を堅持。

②中地区:MILブルワーズが、ついにCHIカブスと並んで首位に立ちました。

③西地区:SFジャイアンツがCHIカブスに3勝1敗と勝ち越し、2位SDパドレス、3位LAドジャースと若干ゲーム差を広げましたが、まだまだ西地区3強の首位争いは目が離せません。

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ナ・リーグ順位表 6/6時点(MLB公式サイトより)

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