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前半戦終了【MLB2021】7月9日~11日(レギュラーシーズン)

今回は、7月9日~11日のシリーズで注目した試合やプレーを振り返ります。日本人選手が活躍した試合や、接戦の白熱した試合を中心に取り上げます。

目次

注目の試合

CIN 2, MIL 0 (JUL.9 @MIL)

CINレッズが好守備を連発した試合でした。

先発のマイリーは8回を被安打7、0失点4奪三振に抑えました。5回裏、1アウト1,2塁でバントをされ、打者ランナーを間一髪アウトに。投手のマイリーと二塁手のインディアの二人のファインプレーで2アウトとし、その後の打者も抑え、ピンチを切り抜けました。

7回表、投手のマイリーが二塁打を放ち、送球が乱れる間に三塁に到達。この日はマイリーが、投・打・守備に大活躍でした。

その後、ウィンカーの二塁打で追加点をあげ、2対0とレッズが2点リードとします。 

7回裏は、センターのアキーノが、センター前ヒットの当たりを捕球し損ね、打者ランナーのピーターソンが2塁を狙って走りました。カバーに入った左翼手のウィンカーが、ピーターソンを2塁で見事に補殺。 

その後、MILブルワーズのヒウラに二塁打がでて、1アウト2塁となりますが、次打者の三遊間を抜けるかというあたりを、ショートのファーマーが好捕し、1塁へ矢のような送球でアウトにしました。

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8回表、1アウト1塁の場面で、イエリッチがレフト線を抜けそうな当たりを、三塁手のスアレスが好捕し、ジャンピングスローで二塁をアウトに、遊撃手のファーマーがファーストへ投げますが、ダブルプレーはならず。と思われましたが、レビューの結果、1塁ランナーが、2塁へ滑り込んだ時に守備妨害をしたと取られ、アウト・ダブルプレーとなりました。

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9回表、マイリーが先頭打者に二塁打を打たれ降板しますが、後続のヘンブリーが三者三振に打ち取りゲームセット。

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2位のレッズが、首位のブルワーズに勝利しました。ただ、ゲーム差は6とまだ大分離れています。

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JUL.9 大活躍の日本人選手

大谷翔平 LAA

試合は敗れましたが2位に5本差をつける33号を打ちました。ホームラン王だけでなく、アメリカンリーグのシーズン最多ホームラン記録の61本を塗り替える可能性さえ見えてきました。

前田健太 MIN

勝ち星は付きませんでしたが、5回を無失点の好投。7月に入って2試合目の先発で、2試合とも、1点も取られていません。完全復調です。

NYY 1, HOU 0 (JUL.10 @HOU)

NYヤンキースの先発コールと、HOUアストロズの先発グレインキーの、エース対決の試合でした。結果は、NYヤンキースのコールが完封勝利しました。

グレインキーは打たせて取る投球で、立ち上がりから順調にアウトを重ねます。3回表には、セカンドのアルトゥーベが、センター前に抜けそうな当たりを、ファインプレーでアウトに。守備陣がグレインキーを助けます。

そのファインプレーが出た3回表、2アウトからジャッジが左中間へホームランを打ち、1対0とヤンキースがリードします。この試合唯一の得点でした。

その虎の子の1点を、コールが129球投げて、被安打3、12奪三振と圧倒するような投球で、アストロズ打線を完封しました。チャップマンの不調や、オールスター休暇があることを考慮して、129球も投げさせたのだと思われます。コールを続投させたのは、ブーン監督の好采配です。

ア・リーグ東地区3位に浮上したヤンキースですが、首位とは8ゲームも差があります。後半挽回できるでしょうか。

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NYY 7, HOU 8 (JUL.11 @HOU)

前日とは打って変わり、打撃戦となり、大逆転劇が起こりました。

7回を終えて、4対2とNYヤンキースがリードしていました。8回表、サンチェスが3ランホームランを打ち、7対2とリードを広げます。ヤンキースファンは、勝ちを確信したことでしょう。

9回裏は、点差が5点もあるので、7回から登板しているヘルマンが続投します。ところが、これが誤算でした。 ヒットと二塁打を打たれ、投手がグリーンに代わります。しかし、グリーンもアストロズ打線の勢いを止められず、2本の二塁打で、7対5と2点差にまで詰め寄られます。最後は、アルトゥーベが、逆転サヨナラ3ランホームラン打ち、アストロズが8対7で勝利しました。

JUL.11 大活躍の選手

パブロ・ロペス MIA

先頭打者から、9人連続奪三振。MLB新記録。

アクーニャが怪我で離脱しているとはいえ、強力打線のATLブレーブス相手にこの記録は素晴らしいです。 

順位(7月11日時点)

前半戦が終了しました。開幕前の予想と大分違う地区も沢山あります。

アメリカンリーグ:

①東地区:後半戦は、TORブルージェイズとNYヤンキースが、2強にどれだけ追いつけるか。BALオリオールズは、厳しいです。期待するのは、マンシーニのカムバック賞くらいでしょうか。

②中地区:首位CHIホワイトソックスが、2位に8ゲーム差と大きくリード。後半戦に対抗できるのは、CLEインディアンスくらいです。どれだけ挽回できるでしょうか。

③西地区:SEAマリナーズとLAエンゼルスは、勝ち越していますが、首位HOUアストロズとの差がなかなか縮まりません。東地区と同様、2強の争いに絞られそうです。

④全体:東地区はBOS,TB、中地区はCWS、西地区はHOU, OAK、これら5球団に、ポストシーズン進出しそうな球団が絞り込まれてきています。他のチームは、ゲーム差がありすぎで、結構厳しい感じがします。どこか下位チームが逆転したら面白いですので、後半戦期待しましょう。

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ア・リーグ順位表 7/11時点(MLB公式サイトより)

ナショナルリーグ:

①東地区:相変わらず、NYメッツが唯一勝ち越しているチームで、首位をキープ。2位以下が一進一退で首位との差が縮まりません。

②中地区:CINレッズが、MILブルワーズに3連勝しゲーム差を4に縮めました。

③西地区:上位3チームのハイレベルな争いが、非常に面白い地区です。3チームともポストシーズン進出して欲しいです。

④全体:どの地区も混沌としています。東地区は4位まで優勝のチャンスがありそうです。さらに2位以下はワイルドカード争いにも絡みます。中地区は、MILとCINの2強争いでしょうか。CINは、ワイルドカード争いにも絡んできます。西地区はSF, LAD, SDの三強の首位争いが面白く、ワイルドカードで、この3チームすべてがポストシーズン進出する可能性も高いです。

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ナ・リーグ順位表 7/11時点(MLB公式サイトより)

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