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2021年 アメリカンリーグ 振り返り

今日は、2021年アメリカンリーグの結果と、開幕前に行なった予想を比較してみます。

こちらが開幕前の順位予想ブログ↓↓↓

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目次

アメリカンリーグ 東地区 

実際の順位↓↓↓

  1. タンパベイ・レイズ
  2. ボストン・レッドソックス (WC)
  3. ニューヨーク・ヤンキース (WC)
  4. トロント・ブルージェイズ
  5. ボルチモア・オリオールズ

ブログ読者の皆様の優勝予想は、ニューヨーク・ヤンキースが62%の得票を得ていました。私の開幕前予想も、以下のようにNYヤンキースを1位にしていました↓↓↓

  1. ニューヨーク・ヤンキース
  2. トロント・ブルージェイズ (WC)
  3. タンパベイ・レイズ
  4. ボストン・レッドソックス
  5. ボルチモア・オリオールズ

当たったのは最下位だけでした。

1位に予想したNYヤンキースも、WCに予想したTORブルージェイズも、90勝以上をあげ、ポストシーズン進出争いをしていたので、大きく外れたわけではありません。TBレイズとBOSレッドソックスが予想以上に勝ち越したことで、順位予想が外れました。

タンパベイ・レイズは、防御率がリーグ1位となるほど投手陣が活躍するとは予想していませんでした。先発投手はモートンとスネルが抜け、ヒル、ワカ、アーチャーが入団するので、数字を比較すると戦力ダウンと予想していました。救援投手も、昨年好成績だったループ、スレガーズ、カーティスの3人が退団するので戦力ダウンと予想していました。ところが、規定投球回数に達した投手が一人もいないのに、チーム防御率、WHIPは1位でした。これはブルペン投手陣の好成績がもたらしたものです。ブルペン投手のチーム成績は、防御率3.24、WHIP 1.14という結果で、どちらもア・リーグトップの成績でした。

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ボストン・レッドソックスは、戦力アップは確実で、最下位は脱出すると見ていましたが、シーズン序盤に首位を快走するほどの戦力アップとは予想していませんでした。

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アメリカンリーグ 中地区 

実際の順位↓↓↓

  1. シカゴ・ホワイトソックス
  2. クリーブランド・インディアンス
  3. デトロイト・タイガース
  4. カンザスシティ・ロイヤルズ 
  5. ミネソタ・ツインズ

ブログ読者の皆様の優勝予想では、ホワイトソックスが45%得票し、ツインズが37%得票と、ホワイトソックスが僅差で上回り、皆さまの予想が当たりました。

私の開幕前予想はこちら↓↓↓

  1. シカゴ・ホワイトソックス
  2. ミネソタ・ツインズ(WC)
  3. クリーブランド・インディアンス
  4. カンザスシティ・ロイヤルズ
  5. デトロイト・タイガース 

ア・リーグ中地区は2つ正解しました。予想外だったのは、MINツインズがまさかの最下位だったことです。

ミネソタ・ツインズは、投手陣が期待を裏切りました。先発投手陣は、エースのべリオスをシーズン途中でトレードに出してしまい、昨年の活躍から、期待の高かった前田健太も、トミージョン手術をするため、シーズン途中で離脱してしまうなど、期待通りの活躍ができませんでした。ブルペン投手陣では、クローザーのコロメが、4月に酷い投球をし、4月の成績が、1勝3敗2セーブ、防御率8.31で、チームも4月は9勝15敗と負け越しました。このスタートの遅れが最後まで響いてしまい、よもやの最下位という結果でした。

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アメリカンリーグ 西地区 

実際の順位↓↓↓

  1. ヒューストン・アストロズ
  2. シアトル・マリナーズ
  3. オークランド・アスレチックス
  4. ロサンゼルス・エンゼルス
  5. テキサス・レンジャーズ

ブログ読者の皆様の優勝予想では、アスレチックスが最も得票率が高く、次いでアストロズ、エンゼルスという順番でした。

私の開幕前予想はこちら↓↓↓

  1. ロサンゼルス・エンゼルス
  2. オークランド・アスレチックス
  3. ヒューストン・アストロズ
  4. シアトル・マリナーズ
  5. テキサス・レンジャーズ

西地区は、最下位だけが当たりました。

大谷選手が所属するLAエンゼルスは、大谷選手が所属しているので、希望的な順位予想をしたという側面もあります。大きく予想が外れた原因は、HOUアストロズとSEAマリナーズが予想以上に勝ち越したことです。

ヒューストン・アストロズは、野手では、スプリンガーとレディックの2人のレギュラーがFAで抜けるので、打力が落ちると見込んでいましたが、全くの検討違いでした。ア・リーグ15チーム中、得点1位、打率1位、OPS 2位と、リーグトップクラスの打撃成績をあげました。アルトゥーベ、アルバレスが復活し、グリエルが首位打者をとり、ベテランのブラントリーも3割を打ち、タッカーが急成長と、良いこと尽くめでした。投手は、良い補強をしたので戦力アップすると予想していましたが、ルーキーのルイス・ガルシアの出現は予想外でした。このように、打力、投手力ともに、予想を外れるほど活躍をしました。

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シアトル・マリナーズは、打力は低く、投手力は中ほどで、チームが上位に浮上するのは難しいと予想していました。実際に、打率はリーグ最下位で、防御率はリーグ7位と、予想通りの結果でした。その成績ながら、90勝72敗と勝ち越して、西地区2位となり、最後までポストシーズン進出争いをしました。大きな要因は、ブルペン投手が踏ん張って、1点差ゲームを33勝19敗、勝率 .635と大きく勝ち越したことにあります。ブルペン投手は、チーム全体で51セーブをあげましたが、突出したクローザーがいたわけではありません。シーズン途中でトレードに出されたグレーブマン、ステッケンライダー、シーウォルドと3人も二桁セーブをあげた人がいて、このように、臨機応変にクローザーを起用するサーバイス監督の見事な投手起用が、チームの勝率をあげるのに貢献しました。

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総括

まとめると予想が当たったのは、東地区の5位BALオリオールズ、中地区の1位CHIホワイトソックス、4位KCロイヤルズ、西地区の5位TEXレンジャーズの4つででした。やはり首位・優勝を予想した球団がその通りになると嬉しいですが、最下位予想が当たってもあまり喜べません。そういう意味では、少なくとも中地区の優勝予想が当たったのは良かったです。

また、選手個々の力が重要ですが、監督の采配も順位に大きく影響するとあらためて実感しました。例えば、2年連続最優秀監督賞を受賞したケビン・キャッシュ監督は、明らかに戦力ダウンしたと思われたTBレイズを、地区優勝に導きました。名将トニー・ラルーサ監督は、就任1年目でCHIホワイトソックスを地区優勝に導きました。西地区も、得点より失点が51点も多いのに勝ち越したSEAマリナーズは、サーバイス監督の采配によるところが大きいです。順位予想には、監督の力量を考慮する必要がありそうです。

 

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